【木村正彦師ら、盆栽作家100名参加】
月例となっている羽生雨竹亭の盆栽オークション「天地会」の年の納めの会が先日開催されました。
準備した出品用の棚に置き切らない程の盆栽達!
それでも競り人である私と盆栽組合の主競り人大久保さんで、朝から気合を入れた競り声で"飛ばし"ました。
夕闇迫る頃、終了の手拍子、総出来高7676万は
盆栽界の中心地上野グリーンクラブでの「水曜会」を大きく上回るものでした。
決して名木が出るわけでもなく、手頃な盆栽が数多く
しかし不落札が少なく約8割が成立するという、近年の成立率としては群を抜くものでした。
とりわけ、中国からの参加者(プロ盆栽園主・バイヤー)の 熱気凄く、
私も買いたい盆栽の半数が入手出来ませんでした。
これからも中国勢の来訪買い付けは、冬の間続くでしょう。
これからも中国勢の来訪買い付けは、冬の間続くでしょう。
日本盆栽界としても「売りたい業者・国外行きは困る?」というジレンマの中で、
市場の動向を見守る事になります。
近い将来、国風展上級クラスの盆栽の海外流出に対する規制が必要になる時が来るでしょう。
近い将来、国風展上級クラスの盆栽の海外流出に対する規制が必要になる時が来るでしょう。
但し、民間の「自主規制」というものは、"食べなければならない"プロと
良識的コンプライアンスを唱えるプロの見解の相違を埋める事は出来ません。
名盆栽が、もっと「国の宝」としての真の評価(安すぎるのです)を得て、
名盆栽が、もっと「国の宝」としての真の評価(安すぎるのです)を得て、
行政が保護するまでには、まだまだ時間が掛かります。