雨竹 盆栽 水石 便り

盆栽歴50年 盆栽家森前誠二がブログで綴る盆栽人の本音と 伝えたい日常の中の”心と技”

カテゴリ: 大徳寺・芳春院盆栽日記

【大徳寺芳春院盆栽庭園新設棟・初の水石飾付け❗️】


4月に概ねの完成をみた芳春院盆栽庭園の新設部分。

26mの展示棟も、院ゆかりの竹内浩一画伯の展示も6月に終了して、和尚様のご友人である陶芸家、辻村史郎先生の短期の展示も終えました。

私のイタリア渡航帰国を待って、初めての展示棟への水石陳列を試みました。


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盆栽や水石は床の間のみならず、その場、その空間をどのように使いこなすか?が求められます。

まずは飾り込んでその使い勝手を自分の目で確かめるところから始まります。

取り敢えずは今は、秋の正式な新設開園の披露の前の、“予行演習“のつもりで飾ってみました。

広い空間、座敷飾りとは違い、やや大型の水石が必要な間です。


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台座石、水盤石、合わせる掛物も、禅院である事を考えて、書や静かな画を選んでみました。

和尚様にも合格をいただき、ここからこの空間を“自家薬籠中の世界“へと高めていきたいと思います。

訪れる初めて水石というものを観る方々にも、少しでも興味を持って頂けるように精進したいと思います。

【芳春院盆栽庭園 増設庭園充実の初夏❗️】



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4月に仮オープンした芳春院盆栽庭園の増設部分。

今までの2倍の大きさ!

植え込んだ天然林から譲り受けたイタヤもみじや、敷いた杉苔も美しい緑を湛えてきました。


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京都「慶雲庵」財団の協力を得て、国内有数の大型名木を運び込み、第一庭園とはまた違った趣きの広々とした散策路。

巨大な木造建築の展示棟は、今はまだ企画展で使用していますが、

7月にはここも水石や掛け物など、日本文化の素晴らしさを披露する所となります。

庭園を開園して6年目の夏、さてここから50年、100年の旅になります‼️

【新設芳春院盆栽庭園・近代出版徳尾会長来園❗️85歳‼️】


4/11、翌日の新設庭園の開園を前に、『近代盆栽』の創業者、徳尾真砂弘会長が、ご子息の隆次社長を伴って芳春院盆栽庭園にいらして下さいました。


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5年前、この庭園を興す時から今に至るまで、京都という事もあり、陰日向なく応援してくださった徳尾会長。

いつの間にか85歳❗️

ご自愛の日々を送られる中、“和尚様とモリちゃんにも会いたい!“と、新設庭園の“初来園者“として庭に立たれました💧

庭に立って「これはいい!」と一言。


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徒手空拳の業界のヤンチャから、関西を牽引する実力者となられた会長。

長年の勘が、“この庭園は盆栽界のシンボルになる“と直感して下さったようです。

和尚様とも久しぶりの歓談の刻を過ごされてご満悦でした!

28年前、独立の時から広告や企画展開に理解を頂いての今。

いつの間にか“関西の応援団長“のように見守って下さっています。

ご高齢の身、この庭が関西のシンボルになるまで、元気でいて下さい!

ありがとうございました‼️

【芳春院盆栽庭園・拡張増設工事完了❗️新たな幕開け❗️】


約1年半かけて進めてきた大徳寺芳春院の盆栽庭園の拡張工事、4月12日を以て庭園部分の公開が始まりました。

まる5年前に開園した盆栽庭園、コロナ禍を経て今では欧米を中心に連日多くの拝観客が、

数百年を経た名樹達に感嘆の声をあげながら観賞されています。

2年前より和尚様の意向で、庭園北西部の土地を拡張して元々の庭園と繋ぐ形で、拡張工事を進めてきました。


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先日開園を前に、羽生から数多くの大型名木を移送して新設庭園に飾り込みました。

この庭園内には25mを超える大型展示棟が合わせて造られました。

名を「天水窟」

守り仏様として、後秦時代からの歴史を持つ“麦積山石窟“からの由来を持つ菩薩様。


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同地の名を取っての天水窟は和尚様の命名。

既存の盆栽庭園が数多くの名樹を観賞してもらう姿とすれば、新設部分は更に大型の名樹達15本と、

“京都四閣“のひとつである芳春院の“呑湖閣“(非公開)を左手、

中央に仰ぐ比叡山、右手大徳寺の伽藍の上には大文字の山、この三景が一緒に眺められる唯一の場所となりました❗️

ここから始まる“禅林唯一の盆栽庭園“。

永劫に守り伝える目的の為に、頑張りたいと思います。

【京都 禅林の聖地 新たな盆栽庭園❗️】


3月20日の私の誕生日(67歳💦)に開園5年いよいよ6年目に入った、大徳寺芳春院盆栽庭園。


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現在の庭園に隣接して続く巨大盆栽庭園も、4月12日の仮開園に向けて、最後の飾り付けが始まりました。

德川家黒松「鎧掛けの松」・蒋介石旧蔵赤松・左右1,8mの一本で生きる五葉松根連り❗️


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そしてこの芳春院を400年前に建立した、江戸期大々名「前田利家」の加賀百万石由来の五葉松「百万石」は、

京都四閣のひとつ芳春院「呑湖閣」が見える塔柱に。


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庭内の展示棟を背にすれば、左から呑湖閣、中央に比叡山を仰ぎ、大徳寺の甍郡の彼方には、

“大文字“の山が確認できる、唯一の地に立つ盆栽庭園となります‼️


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既存庭園と合わせて、常時80点近い名樹がここで息づいていく事になります。

ここからの“守り人“として何が出来るか?老成の中の挑戦です❗️

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