先日終了した「第44回日本盆栽大観展」は、出品展示・企画展・イベント・売店、すべての点で、内容の高い充実したものでした。
普段通りに点数審査を経ての内閣総理大臣賞を筆頭にする各賞は勿論の事、会場内に展示された、企画展も素晴らしいものでした。
名門大樹園のお得意様の名木コレクションの一堂展示・名匠小林國雄先生の喜寿記念の個展ブース、
そして毎年“今年はどんな展示?“と注目される京都の財団「慶雲庵」の圧倒的な名樹陳列。
開催期間中の好天もあり、入場者も多く、特に欧米を中心の海外来場者の多さには驚かされました。
歴史と格調のシンボルと言える、国風盆栽展と一線を画す大観展。
様々な発見を促すイベントや企画は、新しい盆栽界を占うようにも思えました。
特に面白かったのは、“世界のキムラ“初の実技講演に、飛び入り参加して下さった、春花園小林國雄先生!
進行役を務めた私も、長年お二人を見つめてきましたが、まさか二人の競演が実現するとは思ってもいませんでした!
遅れ気味の洛中の紅葉をよそに、大観展館内は、熱気で頬も紅く上気していたように思います‼️