雨竹 盆栽 水石 便り

盆栽歴50年 盆栽家森前誠二がブログで綴る盆栽人の本音と 伝えたい日常の中の”心と技”

カテゴリ: 園内


毎年恒例の羽生雨竹亭『春の観照会』が、本日4/29(火・祝)より始まりました!

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植替え・手入れを施した盆栽達、特に春は雑木盆栽の新緑や花々が庭を彩ってくれます。
雨竹亭の春のシンボルのようになっている、藤の貴賓種「黒龍・八重咲き」も今年も見事な花姿となりました。
雨竹亭は、殆どの盆栽・水石・樹鉢・等々、どなたでもご覧頂きながら、
購入を希望される方が、判断しやすいように“正札価格“が明示されています。

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正面庭園・それを眺める応接室と庭園展示場。
中門をくぐれば、見渡す限りの盆栽棚!

小品中品盆栽棚、1列全部実用鉢の棚、そして樹鉢・水盤・添景を収めた収蔵庫。

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このすべてが観照会は開放されます。
半年で数百の商品が回転する雨竹亭。
秋に訪れて下さった方でも、“殆ど見た事ない“樹々や水石“で展示されています。
麗らかな春の1日を、のんびりお遊びにいらして下さい❗️

羽生雨竹亭 春の観照会


寒さと高温が毎週入れ替わる今年の春。
満開の桜達も、一夜二夜でその花びらを散らしはじめています。

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羽生の庭の盆栽達も、“三春“  つまり梅が終わる前に桜の兆し、桜と共に他の花々が咲き始める!
待ち侘びた春を一斉に謳歌するように樹々は色付いて来ました。

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枝垂れ桜が仕舞い頃となり、その花色は薄紅色に。
名残の椿(玉の浦)が咲いてる中に、藤もどきの薄紫の花!
もみじの出芽も始まりました。

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出掛けずに、この庭で腰に鋏を携えて、
今しか出来ない切り込みや鉢替えという、盆栽達と大切な手入れの春を送りたいものです💧

こうして庭を歩いていると、デスクワークに机の所に戻るのが嫌になります(笑)
雑誌の執筆!
大阪万博の企画席の構成デザイン!
まだまだ隠居には程遠い毎日です❗️


新年の恒例、羽生雨竹亭の「新春盆栽展」が始まりました!

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盆栽業は愛好家の皆様に支えられてのもの。
毎年松の内に庭内を開放して、皆様をお迎えする展覧をしています。

応接展示は勿論のこと、盆栽庭園や展示室など、色とりどりの盆栽・水石・掛軸・卓・添景・等々、
観て楽しく、お求めやすい価格表示で、多くの来園される皆様に喜んで頂いています。

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今年もここから多くの“出会い“をいただきながら、国風展・新緑・水石展など、羽生のみならず、各所でのイベントで精進に努めてまいります!
高額な名品に注目が集まりがちですが、数万円の味わいのある雅味のある樹など、
そこに込められた風趣は、眺めれば観者を遠い大自然に連れて行ってくれます。

1万円ほどの水石でも、凝視すれば、松風や潮音も感じられるのです!
そんな盆栽世界に少しでもお役に立つ事を今年も頑張りたいと思います。
宜しくお願いします🤲


11/1~11/5、秋の観照会も11/2の雨天以外、好天に恵まれて無事に終了しました。

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久しぶりにお顔を拝見するお客様、初めて応対させて頂く方々、
日々多くの皆様にお越し頂き、お陰様で、たくさんの盆栽や水石の“ご縁“を頂戴しました。

商売はさせて頂く事はありがたい事ですが、それ以上に、盆栽を眺めて堪能頂く機会として、
庭園内を散策される方々のお姿を拝見出来るこの展覧は、普段バタバタとしているばかりの私にとっても、来園される皆様と語らう楽しい刻でした。

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庭園・展示場・収蔵庫、半年に一度の整理整頓にもなります。
今回は夕暮れ刻に、置行燈が灯された庭園風景も残してみました。

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展示会は終わりましたが、羽生雨竹亭は、毎日開園しています。
いつでもどなたでも、気軽にお遊びにいらして下さい❗️


好天が続く秋空の下、羽生雨竹亭恒例の“秋の観照会“となりました。

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常盤の翠をみせる松柏類の数々と共に、季節を彩る実物や紅葉の雑木盆栽達。
応接庭園もお迎えの“衣装“を着たような配置です❗️

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展示場も盆栽をはじめ、水石・卓・古鉢・掛軸など、盆栽や水石を飾る道具立てを大切にする雨竹亭らしい品揃え❗️
スタッフも年に2度のこの催しで、雨竹亭の半年の変化を皆さんに楽しんで頂ければと、庭内の整理整頓に努めました。


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スッキリと配置された盆栽、各所に展示された数々の品々。
やっぱりお迎えする姿が整うのは良いですね‼️
是非皆さんもお遊びにいらして下さい❗️


秋の観照会についてはこちらから

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