カテゴリ: 雨竹亭
異常な気候の乱高下❗️遮光設備の判断の難しさ💦
6月から7月の猛暑、一転して酷暑を予想していた8月の“冷夏“。
この2~3年の“日本はもうモンスーン気候ではなく亜熱帯“と言われた事が、
私達関東地方では、どうやって気候を読み取れば良いのか?わからない変動の年となりました。
“盆栽が灼かれる“と言う思いから、遮光設備の徹底をした6月。
去年は秋の彼岸過ぎまで遮光を外せない状態でした。
羽生市の隣、熊谷市には気象庁のポイントがあります。
昨年との比較にビックリです。
8月のデータです。
平均気温(昨年)30,1度(今年)27,2度
平均日照時間(昨年)229時間(今年)148時間
月間降雨量(昨年)46㎜(今年)129㎜❗️
どうしたらこんな差が予想できるでしょうか💦
1週間程、曇天が続く予想の中、昨年より20日間早く、まずは松柏類の多い場所の遮光を外しました。
これ以上日照を避け続ければ、秋に盆栽の弱い枝を傷めてしまいます。
晴れた猛暑が続けば“雨が欲しい“と願い、冷夏となれば、“晴れて欲しい“と思う私達。
気候と同じように、人間はいつもわがままでしょうね❗️
名月・ススキの飾り❗️道具で変わる世界観
少し早めの“名月の飾り“をススキでしてみました。
「三日月に観月亭」・「月にウサギ」・「月に虫籠」、其々に季節を謳った情緒の世界があります。
江戸期大和絵の大家、土佐光起の三日月は、銀泥で描かれた秀作!
でも、主飾りをススキとした場合、ススキの持つ格(真行草の草の位)の世界と光起の掛軸の“真の格“が主従逆転している感もあります。
やはりススキには、訥言の満月の方が、表具も文人好みで大人しく、ススキを映させてくれます。
木彫のウサギも、駿河千本竹細工の匠の技活きた虫籠も、共に良く似合いますが、
自然の風景と“人“の思いが織り重なる世界観が表れる虫籠の方が、その“奧“にある“語らぬ世界観“を謳っているように思います。
ススキの飾りひとつ、されど深い世界。
設えは幾度やっても、“これで完成“と言う所がありません💦
難しく!そして楽しく‼️
命の輪廻❗️新しき芽吹❗️姫孟宗竹
70年ほどに1回、花を咲かせて立ち枯れる姫孟宗竹。
今年6月に20年来作り続けたすべての鉢が全滅になった悲しい出来事。
本当に一斉に立ち枯れる事に驚きを覚えました。
そして・・昨日培養場の片隅にあったこの鉢群は、若い芽を一斉に吹き始めていました❗️
根は生きていました❗️
勿論、ここから元の姿にするには5〜6年かかるでしょう。
1・2年丈を伸ばして、そこからすぐって、生きてくれた根から生まれた“ひこばえ“が、
また新しい感動を与えてくれる事に、命というものの“輪廻“の有り難さを本当に感じました。
このブログを書いている次の日は丁度終戦記念日。
私の親の世代は、“焼け野原“から今の平和な日本を作ってくれました。
小さな出来事ですが、この姫孟宗竹達も、私に“諦めずに作る“心を教えてくれました。
必ず皆さんの前に飾れる作品に戻してみる❗️と。
酷暑40度💦 人も盆栽も“乗り切れ❗️猛夏‼️
地球温暖化が叫ばれて久しくなります。
羽生の地も、連日40度になる猛暑続き💦
通常の日除け(寒冷纱)に加えて、暑さが溜まりやすい所にも、日除けの設置をしました。
少しでも夕方の気温を下げようと、庭の囲いの一部を、風が通るように、遮蔽式から、鉄筋の格子にも変えました💦
埼玉県は、殆どが関東平野の中!
山もなく、夕方の“山風“による冷気も降りてきません💧
それでも“坂東太郎“の異名を持つ関東最大の大河“利根川“の川風が夕暮れになると爽風のように吹く日があります。
盆栽も人と同じく、暑い日でも、夜眠る頃に涼やかさがあれば、ぐっすり眠れます。
鉢の比熱で暑くなった盆中が、夕水と夕風で少しでも冷やされれば、盆栽達も根の呼吸が楽になります。
出来る事は少しでも❗️
樹を守る事が、私達盆栽家の夏の命題です❗️












