雨竹 盆栽 水石 便り

盆栽歴50年 盆栽家森前誠二がブログで綴る盆栽人の本音と 伝えたい日常の中の”心と技”

カテゴリ: 雨竹亭


羽生市の隣、行田市の外国語学校に通うミャンマー出身の女性2人。

去年の今頃、縁があって学校の推薦もあり、雨竹亭でアルバイトを始めました。

何をさせても“手が早く“!覚えも早く!

クーデターで軍事政権下の国、私達には想像も出来ない苦労があるようです。


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“一所懸命働いて、国で苦労している家族に仕送りしたい“  昭和人間の私は胸が締め付けられる想いです。


様々な手続きの末、学校側の協力もあって、この春から正式にエスキューブの社員!

外国人労働者というビザの締め付けもあり、真面目に過ごせば、5年の在留が延長出来るかもしれません。

学校側に聞けば、昔は中国やベトナムの人達が多かった留学生。

今は事前の学力テストの上位の殆どがミャンマーの人達だそうです。


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“何としても日本に行って働きたい。家族を楽にさせたい。“ 

その強い心が、彼女達の日頃の立ち居振舞いに出るのでしょう。

国が豊かになると、そこの子達は親も苦労をさせたくない、と言う気持ちでついつい甘えさせてしまいます。

これはどの国でも同じでしょう。

でも、苦労の中だからこそ、必死に頑張り、最後は自分の身に付く事もあるのではないでしょうか。

笑顔のキレイな2人、大切に見守っていきたいと思います。


温暖化の影響で、羽生は五月末で気温30度の日が始まりました💦

盆栽も遮光が必要になってきます。


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こんな中、往時より水石の楽しみは夏が主人公でした。

現在は飾り易さから、台座石を楽しまれる方が大半となっていますが、昔は水盤石が主流、

そこに2~3割の台座石というバランスでした。


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水盤石も以前は砂を張り、水をたっぷりと浸らせて、水石を配し、更に水打ちをして飾る、という手順でしたが、

昨今は“空砂飾り“と称して、水を打たない設えが多くなりました。


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“水のない中に水を感じる“、勿論これも高尚な捉え方ですが、

やはり暑気にはたっぷりと水打ちを施した潤いある水盤仕立てが“涼を取る“気持ちにさせてくれます。

皆さんも、この設え準備こそも楽しんで頂きたいと思います。


10年程前に新設した羽生庭内最北側の収蔵庫。

数百点の卓をはじめ、展示会などの預り品、

そして新たに仕入れた“蔵出しの一括品“の仕分けに活用していますが、徐々に使える面積が減ってきました💧

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“100坪の大型収蔵庫がある“という意識が、どうしようか?と悩む時、

結局は“買ってしまえ!置く所はある!“の方向に向かうのは、いつもの私の悪い癖😓

意を決して収蔵庫内の“断捨離“をしようと、整理に取り掛かりました。

“置く所があれば“・・結局2年どころか!3~5年置きっぱなし💦


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処分するもの、販売に向けるもの、そして・・“羽生河原“の仲間入りさせるもの😅

整理整頓は大切ですね💧


巷にさつき盆栽の花々が展覧会を彩る頃になれば、“新緑から緑蔭“へと、深山も静かに季節を移してゆきます。


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紫陽花の原種?と捉えられる岩がらみ、葉の上に咲くその姿は、

分け入った山々の巨木を仰いだ上に、まるで美しい蝶が翔んでいるかのような錯覚を覚える景色です。

この樹も冬込みの間は、誰もが気にも止めない枯木の姿でした。


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“山ほととぎす“が一閃に空を切り、遠くには滝音も微かな岩清水。

この石も、“羽生河原“と呼ばれる培養場の用水の脇に置かれた数千の“裸石“の中に埋もれ続けていたものです。

樹も石も衣装と舞台を与えられれば、その子の持つ“本当の姿“を出してくれます。

羽生の応接はいつも“少しだけ早い“季節の移ろいを設えています。


観照会も皆様のご来園をたくさん頂き、無事に閉幕しました。

心から御礼申し上げます。

相変わらず💦ここからも雑木の葉刈り!

その後を追いかけて赤松~黒松の芽切り😓


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そんな時でも、皆様をお迎えする“応接庭園“の床の間は、季節の飾り、

そして盆栽飾りの王道と言える“松の飾り“の夏前の最後の時を迎えています。


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今回は五葉松の三幹、大観の富士!

貴船の滝石、相向かいには青葉のもみじの寄せ植え。

爽やかな雑木盆栽の飾りも美しいものですが、やっぱり「本床」に松柏盆栽が来るとピッとします❗️


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真柏や黒松が流通市場で高値を呼んでいますが、五葉松の美を忘れたくないものです。

仰ぐ霊峰富士にはやっぱり“常盤の翠“ 五葉松の葉色が似合います‼️

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