2025年04月
名残の桜💧足早の春、陽春への誘い
寒さと高温が毎週入れ替わる今年の春。
満開の桜達も、一夜二夜でその花びらを散らしはじめています。

羽生の庭の盆栽達も、“三春“ つまり梅が終わる前に桜の兆し、桜と共に他の花々が咲き始める!
待ち侘びた春を一斉に謳歌するように樹々は色付いて来ました。

枝垂れ桜が仕舞い頃となり、その花色は薄紅色に。
名残の椿(玉の浦)が咲いてる中に、藤もどきの薄紫の花!
もみじの出芽も始まりました。

出掛けずに、この庭で腰に鋏を携えて、
今しか出来ない切り込みや鉢替えという、盆栽達と大切な手入れの春を送りたいものです💧
こうして庭を歩いていると、デスクワークに机の所に戻るのが嫌になります(笑)
雑誌の執筆!
大阪万博の企画席の構成デザイン!
まだまだ隠居には程遠い毎日です❗️
氷雨の中、大型盆栽の春の植替えと手入れ❗️
芳春院盆栽日記・61
【大徳寺芳春院盆栽庭園・巨大盆栽達の春の植替え❗️】
3月20日、芳春院盆栽庭園も5年目の春を迎えました。
洛中の桜が一斉に咲き始める中、庭園の歴史的大型盆栽の植替えに、羽生から5名チームで出向きました。

庭園の構えが禅寺として大きく、普段眺めている樹達が、手入れとなると
“こんなに大きかったものか“と、あらためて気合を入れる仕事になりました。
手に入らない大型鉢は、今春に中国からようやく届いた注文作品!

伏見宮貞愛親王の宮様楓、国風賞の花梨、世界大会のポスターになった一位「麒麟」、
ひとつひとつが、盆栽界の“宝“!

2日間でようやく8本!
盆栽業は、この季節は商売は二の次三の次💦
何よりも“今しか出来ない“作業が中心の日々はまだまだ続きます‼️
3月20日、芳春院盆栽庭園も5年目の春を迎えました。
洛中の桜が一斉に咲き始める中、庭園の歴史的大型盆栽の植替えに、羽生から5名チームで出向きました。

庭園の構えが禅寺として大きく、普段眺めている樹達が、手入れとなると
“こんなに大きかったものか“と、あらためて気合を入れる仕事になりました。
手に入らない大型鉢は、今春に中国からようやく届いた注文作品!

伏見宮貞愛親王の宮様楓、国風賞の花梨、世界大会のポスターになった一位「麒麟」、
ひとつひとつが、盆栽界の“宝“!

2日間でようやく8本!
盆栽業は、この季節は商売は二の次三の次💦
何よりも“今しか出来ない“作業が中心の日々はまだまだ続きます‼️
国風展・その後の管理の難しさ💦展示鉢の再植替え❗️
国風展が終わって、1ヶ月余り、出品された樹たちの中には、出品審査の為に、
古渡盆器や審査の評価を高める為の鉢合わせをして臨んだものが少なくありません。
私どものお客様達も例外ではなく、彼岸も終わろうとする中、木村先生の所から、元の鉢に植え直された樹々が戻って来ました。

この元鉢への再植替えは、2月中に行われましたが、12月の化粧鉢への植替え、そして元鉢へ。
つまり2度の植替えをひと冬の間にしている事になります。
これは樹にとって大変なダメージとストレスを与えます。
その為、先生と私どもは、再植替えから1ヶ月は、室(ムロ)管理をして、
“春“を少し早く樹達に感じさせて、根の活動を促進させてから、各所へのお戻しをしています。

本当でしたら、普段の鉢のまま、審査へ臨みたいのですが、国風展の審査は、鉢も重要な評価となります。
今回も十数点の出品となりましたが、“これは和鉢だけど、鉢合わせとしては問題ない“と
そのまま応募した樹達数点は、植替えをして高級な鉢に入れたものに点数は及びませんでした💦
古渡盆器や高級な鉢は勿論良いものですが、何よりも大切なのは、その樹に鉢が映っているかだと思います。
審査をされる方々も、基準というものに悩まされると思いますが、
果たして、国風展のその時だけ、名鉢に合わせる事が正しいものなのか?
更なる熟考も必要かと思います。





