雨竹 盆栽 水石 便り

盆栽歴50年 盆栽家森前誠二がブログで綴る盆栽人の本音と 伝えたい日常の中の”心と技”

2024年09月


水石協会の文化活動(明治神宮展・東京都美術館展など)ヘの協力寄付金を捻出する目的で開催された上野グリーン倶楽部での『水石組合大オークション』は、
盆栽業界の協力も加えて、7,000万の成果を挙げるものとなりました❗️

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通常の業界オークションならば、盆栽80~90%、その他器物、水石などが10%、
水石に至っては、普段はオークションに1%も登場しません!

今回のオークションは、水石水盤が60~70%・盆栽20%・その他道具類10%という、
まさに水石界が主導したものとなりました。

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プロアマ双方から出品された水石類、著名水石愛好家数人が“蔵出し“と言われる、“成行ですべてを拠出する“秀石類が数多く出品されました。
水石関係のメインオークショナー(競り人)として、終日競り台に居た私、正直体力の限界の中に居ました。
約1,000点の競り💦 
声もかすれる程でした。

理事役員達の総力で成し遂げたイベントは、ここからの水石市場に対しての指針となるでしょう。


桃から林檎へと、名ばかりの秋が近づく中の信州へ行ってきました。
友人の井浦さんの所、相変わらずの、真柏!真柏!真柏‼️

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アポも入れずに訪れた中でも、真柏の枝接ぎを含めた話になると、
井浦さんはまるで少年が自分が大好きなものを喋るように、時間など忘れての話(笑)

聴きながらも、その姿が微笑ましくも思いました。
それでも、“圧倒的“な真柏群と作出の量と質にはいつもながら頭が下がります。
名樹「風神」と「雷神」も、健やかな成育状態、
更に“未完の大器”がすぐそばでこの秋の手入れを待ち侘びているように置かれていました。

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“今年仕上げてみようと思っています“の弁!
ご先代の頃からもう25年ここへ訪れていますが、真柏山採りの名品を数多く作出された、ご先代の姿勢は、現ご当主に更に濃く受け継がれていました。

名樹と謳われながら埋もれていた樹、ここから新たな真柏名樹となる素材、彼の手でどれだけの真柏盆栽が世に送り出されるでしょうか!
来るたびに新しい発見を感じさせてくれる井浦さん。
ぜひ皆さんも北信須坂市の方へ行かれる時は、拝見に伺ってみて下さい❗️

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