雨竹 盆栽 水石 便り

盆栽歴50年 盆栽家森前誠二がブログで綴る盆栽人の本音と 伝えたい日常の中の”心と技”

2024年04月

【あっという間に過ぎてゆく💧“名残の桜飾り“】

今年の桜は“早そうで早くない“ものですね💦 
河津桜から八重桜までに1ヶ月近い桜が、種類によっては、普段とは咲き順が逆転している所もあるようです。

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大徳寺の、“いつ咲くのかな“と思っていた枝垂れ桜も、スーっと咲き始めたと思ったら、
白がちの花咲から薄紅色の“名残の色“へと移っていました。

「通玄庵」の床の間にも、桜と合わせて今年初めての“水打ち“の水石を設えました。

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山清水が流れくる姿、万物の気が新たまるとされる、“清明“も過ぎ、“陽春“を間近にする中、
樹々も其々の“息吹“を見せています。

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芽を吹き、枝を伸ばし💦💦 
芽切り・剪定❗️
駆け足で“追いかけっこ“が始まります‼️


季節の捉え方の難しいこの頃の春!
2000本を超える庭園を守る私達
雨竹亭。
それでもお世話になっているお客様のところにある樹々のことも考えなければなりません。
特に大型盆栽を多く所有される年配のお客様は、毎年“出仕事“の形で、3~4名で伺います!

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“任せるから好きにやってくれ“と仰るお客様❗️
そう言われれば言われるほど、樹にとって、お客様にとって、
何が1番の手入れの、植替えの選択か?思案しながらの時間になります!

愛好家が、毎日毎日水掛け・消毒・施肥・除草、時を惜しまずに大切になさっている樹々。

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それだけに、プロとしての見識ばかりを考えての判断が正しいものか?悩む時があります。
その人、その土地の気候、そこで育まれた盆栽達、健やかであるのなら、多少の違いがあっても、
盆栽達はそこの“生活“に馴染んでいる事を大切にしたいものです。

どうしても大掛かりな手入れをすべきと判断するものは、持ち帰らせて頂き、
植替えや手入れだけではなく、その後安定するまでの培養をしてからお届けするように心掛けています。

長くお世話になっているお客様。
例えてはいけませんが、そこでの気候に合わせた管理と同じく、
お客様と紡いできた“信頼関係“というかけがえのないものこそが、樹を守り続ける最も大切な事だと、50年やってきて、何よりも感じます。

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手入れにしても、植え替えにしても、100点は中々取れません❗️
いつも精一杯の努力をしているだけで、“これでいい“は、見つからないものですね💦

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