【第15回「玄虹会展」】
京都名刹“大徳寺“、芳春院全山を拝借しての、盆栽水石の三昧世界「玄虹会展」が開催されました。
初夏の風趣を織り込んだ、盆栽と水石の室内飾りは圧巻の内容でした。

“さやけき“細きもみじの旋律、圧巻の古木大樹の陳列!
審美を極めた水石が、名亭茶室に設えられた世界。
芳春院全山に繰り広げられた“玄虹会ワールド“は、盆栽や水石を本来どう楽しむものかを教えてくれます。
ここから数回に分けて、心に染みる席飾りをご紹介します。
国内最大級の欅太幹!
未公開の一位大樹!
阿部倉吉先生の五葉松吹流し石付!

本堂西室に飾られた三点の大型盆栽。
東北の盆栽大家、“舩山コレクション“として知られる舩山秋英氏の席です。

中央の欅は、その太さ!
丸幹の姿、何よりも上部の立替し疵の少なさ!
等々、おそらく太幹欅の最高峰と思える作品です。
圧巻という言葉が良く似合うこの樹は、国風展にも未だ登場していないそうです。

左手の一位、樹相全体が、“舎利芸“と言える程の姿。
未完の一位が、この展覧までに辿った刻は、僅かに5年だそうです!
左手の五葉松は、福島“吾妻山“半世紀以上前に作られた、“吾妻スカイライン“の工事の際、
“開発道路の周辺の樹々は伐採・採取を許可する“とした行政の下、地元の愛好家が、苦労の末に里へ下ろしたものだそうです。
それを吾妻五葉松を世に知らしめた名匠、阿部倉吉先生が、創り上げた傑作です。
京都名刹“大徳寺“、芳春院全山を拝借しての、盆栽水石の三昧世界「玄虹会展」が開催されました。
初夏の風趣を織り込んだ、盆栽と水石の室内飾りは圧巻の内容でした。

“さやけき“細きもみじの旋律、圧巻の古木大樹の陳列!
審美を極めた水石が、名亭茶室に設えられた世界。
芳春院全山に繰り広げられた“玄虹会ワールド“は、盆栽や水石を本来どう楽しむものかを教えてくれます。
ここから数回に分けて、心に染みる席飾りをご紹介します。
国内最大級の欅太幹!
未公開の一位大樹!
阿部倉吉先生の五葉松吹流し石付!

本堂西室に飾られた三点の大型盆栽。
東北の盆栽大家、“舩山コレクション“として知られる舩山秋英氏の席です。

中央の欅は、その太さ!
丸幹の姿、何よりも上部の立替し疵の少なさ!
等々、おそらく太幹欅の最高峰と思える作品です。
圧巻という言葉が良く似合うこの樹は、国風展にも未だ登場していないそうです。

左手の一位、樹相全体が、“舎利芸“と言える程の姿。
未完の一位が、この展覧までに辿った刻は、僅かに5年だそうです!
左手の五葉松は、福島“吾妻山“半世紀以上前に作られた、“吾妻スカイライン“の工事の際、
“開発道路の周辺の樹々は伐採・採取を許可する“とした行政の下、地元の愛好家が、苦労の末に里へ下ろしたものだそうです。
それを吾妻五葉松を世に知らしめた名匠、阿部倉吉先生が、創り上げた傑作です。
大寺院の本堂と言う格調高い質実剛健な建築空間をしても、その存在感に圧倒される展示でした。
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