今年も一重咲き富士桜の枝垂性が、美しく儚く艶やかな花姿をみせてくれました。
半世紀以上前に、秩父の山で発見されたたった1本の樹。
その樹から多くの子が作られ、盆栽界に広がりました。
私も30年ほど前から、この可憐で儚さすら感じる枝垂れ桜が大好きで、
買っては飾り、欲しがられては手放し、の繰り返し!
今も“上中並“で30~40本を持っていますが、
いつもレンタル盆栽でお世話になっている得意先様にも、この美しさを楽しんで頂きたくて、
この季節、桜達は一斉に“出稼ぎ出動“です!
この樹も、今年1番の出来、雨竹亭の応接室での撮影を終えた後は、京都大徳寺に“上洛“します(笑)。
夜桜を愛でる心地よい気候、春はいいですね❗️