直近の1月30日に上野グリーン倶楽部で開催される、
(一社)日本水石協会主催のオークションに、その存在は知られていても公開されなかった水石・樹鉢・水盤の名品群が一斉に出品されます。
“幻の烏泥“として1981年に業界誌上で公開されたのみの名鉢、
水石界の巨人“水府散人“の名石として、旧高木盆栽美術館の10周年企画で編纂された『水府散人回顧展』に、
その石影を残しながら、実物の公開がなされなかった数々の賓石群等々。
呑平の中品水盤として唯一の作品や、現存数点と言われる、中国明代の古渡青磁浮牡丹紋水盤、
徳川家旧蔵の大型水石、息を呑む程の眠り続けた品々。
コロナ下のオークション、参加者の規模も縮小が予見される中、一斉に市井に放出される逸品達がどれくらいの落札値となるものか!
期待されます。