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盆栽歴50年 盆栽家森前誠二がブログで綴る盆栽人の本音と 伝えたい日常の中の”心と技”

2021年09月


大観展の打合せを兼ねて、長野県の鈴木伸二さんの所へ赴きました。

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入口から盆栽の棚場、応接室、回遊する何気ない所まで行き届いた盆栽ワールド!
とにかく綺麗です!
塵ひとつ落ちていない!
盆栽をどれだけ美しく見てもらえるか?そんな彼の考えが庭内に満ちています。

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名木からささやかな草物まで、どれを見ても“いいなあ“と思えます。
恥ずかしがり屋で、応対の苦手な彼、普段から一般の来園者が入らないように、入口はしまっているそうです。


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これだけ静謐に綺麗にしておくには、仕方がないですね!
5,000坪(16,500m2・25亩)を有する我が家、どんなに頑張ってもこんなに綺麗には出来ません!
それでも、そこを目指して頑張ります!



8月の記録的猛暑の後、また“記録的“長雨の梅雨のような日々。
そして数日前にはまた残暑とは言い難いほどの暑さ!
それでも蒼天に浮かぶ月は、秋景色の象徴として煌々とした美しさを見せています。
暦の上ではすでに秋。
せめて床の間の盆栽飾りだけでも、お越しになる皆様のために、
“秋が近づいている“と感じていただければと、春以来の月の掛軸を使ってみました。

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「中秋の名月」に代表される澄み切った空に光る月はもう少し後。
ほんの少し、潤湿さを残した月を使ってみました。

暑さの中で、水石や山野草の飾りが多かったひと月半。
ようやく本格的な盆栽が床の間に登場する季節が来ました。

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赤松の懸崖。
山採りの樹齢100年を優に超える古木。根元はサバ幹となり、残された命が懸垂する翠を湛えています。
自然界では、このように生い立つ所に厳しい相があればこその懸崖となります。
まさに“自然が創り上げた造形なのです。

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脇床には、遥かに仰ぐ連峰の姿を見せる揖斐川五色遠山石。
この石の古色も、愛玩100年が醸し出す味わいです。

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深山に生きる風に吹かれ生きる松。
幾重にも連なる山並み。
そして天空の月。
盆栽達も暑さを耐えて、訪れる充実の秋まで、あと僅か数週間です。

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