やっぱり「樹を作る」事以外、私達に出来ることはありません!
昨年手に入れたとても珍しい「姫性ひのき」普通のひのきより葉が細かく、枝も密になります。
愛好家が盆栽と言うよりも、自分の庭先に大型園芸用のポットで何十年も培養した丹精なる“中途半端な樹”です。
半年間、培養場で時々“どういう風にしてあげることが、この樹のためだろう?”と思案する中で、
いつの間にかこの樹の本当の姿が浮かんできました!
・・頭を落として幹模様の流れを美しくする、それに合わせた枝の動きを鋏で切り替える。
大きな手入れをする時は、その樹の仕上がった姿が瞼に浮かんでからするように心がけています。
おおよその姿が出来ました!
流麗な幹の流れを持つ姿、その美しい幹の流れを扶ける枝の動き、これで鉢合わせに入ります!