【大徳寺 芳春院で開催!】
盆栽水石の古来より受け継がれて来た 座敷飾りの文化を 次代に伝承し、
その奥にある美と美学を見つめる集団として結成された 玄虹会。
京都 臨済宗 名刹「大徳寺」内 塔頭(たっちゅう)芳春院(創建400年・加賀前田百万石 初代 前田利家夫人 “おまつの方”建立)
を舞台に、11年めの展覧が開催されました。
枯山水の方丈(本堂)近衛家寄進の大書院・石州流の総家元でもあるご住職が守る茶室「迷雲亭」と「落葉亭」
このすべてをお借りしての大展覧は、会員の意向により 多くの参観を求めるのではなく、
朋友が集い 歓談の中に 盆栽水石趣味の深奥を見つめる 至高の世界。
発足時より 出入り方として、会員の方々の補助に努めて来た私にとっても、今では 盆栽人としての“ライフワーク”のようになっています。
“盆栽・水石の美とは何か”を 問い続ける自分ですが、この展覧の中に その答えの僅かが あるように思います。
年に一度、この会のお手伝いをする事で、自分が何をして何を求めて行くべきなのか?
迷いがちな 人生の道標となってくれているように思います。