2017年01月
水石協会 冬季恒例 大交換会 28日開催!
海を越えた真柏達 元気に生きて!
【検疫用 完全根洗い後の早急処置 in 台湾】
雨竹亭が長くお世話になっている台湾の美術愛好家のお預かり盆栽を
初めて検疫の為に"完全根洗い"をして空輸で台北に送りました。
恩人と言える方の大切な樹、追いかける様に現地に向い、
協力して下さった台北盆栽園の詹さんの助けを借りて梱包を解いて即座に植込みを行いました。
ここから1ヶ月、毎日5~10回の噴霧と15度前後の温度管理、元気な回復を祈るばかりです。
国によって違う検疫条件、私達日本からの供給方は
国によって違う検疫条件、私達日本からの供給方は
健全な流通に欠かせない現地での管理にも惜しまぬ協力をしていきたいと思います。
第111回 雨竹亭 専業者オークション「天地会」
【出来高4750万円! 木村正彦先生・内海理事長 も参加!】
小店が創業以来続けている交換会(オークション)「天地会」は1月12日開催で、111回となりました。
室町文化がタイムスリップした盆石!
【400年の「刻の封印」を解いて 初公開!一休禅師の寺 大徳寺「真珠庵」盆石!!】

2月に開催される「第4回日本の水石展」の特別出品が決まった"幻の名石"が間もなく公開されます。
1月7日、京都 紫野 臨済宗大徳寺派 総本山「大徳寺」内にある『真珠庵』に
山田宗正ご住職を訪ね、展覧図録の詳細打合せをさせて頂きました。
正親町天皇の皇后様の化粧殿を移築した真珠庵内の書院「通僊院」に
正親町天皇の皇后様の化粧殿を移築した真珠庵内の書院「通僊院」に
他の文化財と共にある唐物盆石は、名石「末の松山」などと同じく、
室町時代の東山文化の名残を色濃く残すものです。
歴史上の名石は数多くあっても、当時よりその場面を変えずにそのまま鎮座してある石はこの石のみと言えます。
400年以上前の文化人達が眺めた石中の景色は、今の私達と違ったものだったのでしょうか?
応仁の乱で塵芥となった都に再建された名刹、その時からこの平成への長い歳月、この石は真珠庵に眠り続けたのです!
400年以上前の文化人達が眺めた石中の景色は、今の私達と違ったものだったのでしょうか?
応仁の乱で塵芥となった都に再建された名刹、その時からこの平成への長い歳月、この石は真珠庵に眠り続けたのです!
2月の公開をお楽しみに!