少し早めの“名月の飾り“をススキでしてみました。
「三日月に観月亭」・「月にウサギ」・「月に虫籠」、其々に季節を謳った情緒の世界があります。
江戸期大和絵の大家、土佐光起の三日月は、銀泥で描かれた秀作!
でも、主飾りをススキとした場合、ススキの持つ格(真行草の草の位)の世界と光起の掛軸の“真の格“が主従逆転している感もあります。
やはりススキには、訥言の満月の方が、表具も文人好みで大人しく、ススキを映させてくれます。
木彫のウサギも、駿河千本竹細工の匠の技活きた虫籠も、共に良く似合いますが、
自然の風景と“人“の思いが織り重なる世界観が表れる虫籠の方が、その“奧“にある“語らぬ世界観“を謳っているように思います。
ススキの飾りひとつ、されど深い世界。
設えは幾度やっても、“これで完成“と言う所がありません💦
難しく!そして楽しく‼️


