少し早めの“名月の飾り“をススキでしてみました。

「三日月に観月亭」・「月にウサギ」・「月に虫籠」、其々に季節を謳った情緒の世界があります。

江戸期大和絵の大家、土佐光起の三日月は、銀泥で描かれた秀作!


IMG_7866


でも、主飾りをススキとした場合、ススキの持つ格(真行草の草の位)の世界と光起の掛軸の“真の格“が主従逆転している感もあります。

やはりススキには、訥言の満月の方が、表具も文人好みで大人しく、ススキを映させてくれます。


IMG_7867


木彫のウサギも、駿河千本竹細工の匠の技活きた虫籠も、共に良く似合いますが、

自然の風景と“人“の思いが織り重なる世界観が表れる虫籠の方が、その“奧“にある“語らぬ世界観“を謳っているように思います。


IMG_7868


ススキの飾りひとつ、されど深い世界。

設えは幾度やっても、“これで完成“と言う所がありません💦 

難しく!そして楽しく‼️