毎年夏休みの前に頼まれている、雨竹亭のある羽生市の街中、南小学校の6年生を対象にした盆栽の文化体験授業。
今年も同校体育館で行いました。
樹齢500年近い真柏の古木から、羽生で種を蒔いて作ったもみじの手のひらに載る小さな樹。
ひと組ずつ1時限の授業なので、大切な“伝えたい事“を絞っての時間になりました。
盆栽は鉢の中で生きるもの、人が寄り添うことで生きて姿を見せてくれます。
自分の事ばかりで、樹の事を忘れていれば、数百年の命もたった数日で弱り始めて、10日も忘れれば、静かに命の灯火は消えてしまう。
子ども達に伝えたいのは、ペットも同じ!
生きるものを自分が持てば、それの命を守る責任があること!
自分の身の回りも同じで、誰もひとりきりでは生きていけず、見えないように誰かに助けられていること!
だから、友達やクラスメイトの中に、元気がない子や、ショゲている子がいたら「だいじょうぶ?」と声をかけてあげてほしいと。
人の気持ちに寄り添う事で、自分もどこかで誰かに助けられている感謝を思い出してほしいと。
其々の盆栽をキラキラとした眼で見る子達を見ていると、こんな自分でも、盆栽を通して、何かを伝えたい。
何かを心の中の記憶に残してほしい、願う日でした。

