某古老愛好家よりの依頼で、糸魚川真柏(枝接ぎなし!)の古樹の表裏転換の仕事を森山義彦さんにしてもらうのに、
羽生雨竹亭で、第1回の施術が行われました。

これは月刊近代盆栽とWABI CHANNELの合同取材の形をとって、
最終的には第2回の施術を森山さんのドイツ講演後の5月下旬に仕上げを行い、植替えも行う事になります。
元々が名樹の真柏、古来名木を改作するのはたとえ高い技術を有する盆栽作家でも、
“己を出し過ぎない“事が大切で、森山さんも新しい正面を描き出すのに相当の時間をかけました。
過去の盆栽家がどのような想いで今までこの樹を見つめてきたか?
果たして自分が見つめる正面が、この樹にとって本当に正しいものなのか?
自問自答の繰り返しです。

それでも盆栽は、その時々の人と邂逅しながら自身の“貌“を見せてくれます。
五葉松名樹「日暮し」がそうであるように、何度も正面が入れ替わったものです。
ここまでの作業を追った記録は、4月下旬のWABI CHANNELで放映され、最終的な5月下旬の様子は、7月初旬発売予定の『近代盆栽』で全容が発表されます。
でも、“本物の名木“は、ずっと観ていてもありがたいものですね❗️