【盆栽家の頂点を極めた人生訓❗️】


新年のはじめ、都内江戸川区の「春花園BONSAI美術館」に“鬼才“小林國雄先生を毎年のように年賀で訪れました。

今年は普段の時にも増して、伝えたい事がありました。

昨年の暮れに小林先生が上梓された『人も盆栽も枯れるから面白いんだ』という本。


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タイトルもさることながら、エッセイとしてまとめられたその内容は、悪戦苦闘の盆栽人生をありのままに綴ったもの❗️

人柄そのままに恥じる事もなく赤裸々にご自身の歩かれた道の中で感じた事を書かれている。

勿論“人間学“の部類において質の高い出版で定評のある到知出版が手がけただけの事のある深みある内容。

長年小林先生への取材や紙媒体に協力してこられた、編集者、高谷治美さんの構成力が光る本とも言えます。

私が何より高く評価したのが、盆栽の作り方や、名品の紹介ではなく、

この本には“小林國雄が盆栽と歩んで掴み取った生き方“が、ギュッと凝縮されていることです❗️

人間の高みを見つめた盆栽の本というものは今まで皆無でした。

勿論直接的ではない形での尊敬すべき本は数多ありましたが、

見事なエッセイ式での組み立てで読める盆栽関連のものは今までありませんでした。

私は“親方、この本はホントに素晴らしい❗️“と、率直に言うと、満面の笑みで喜んで下さいました。


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“鬼才“という表現で、独自の歩み方をされた小林國雄先生。

しかし、八十路を前にあくまで“真っ直ぐに“盆栽と生きる姿は、既に鬼才ではなく、

“王道“の盆栽人として仰ぐものになっていると思います。

いつもそばでその姿を拝見している私には、盆栽を突き詰めて来たひとりの男が、言葉ではなく辿り着いた境地がここにあるように思います。

こんな本を興してくれた事に素直に感謝したい気持ちです。

ぜひ皆さん読んでみてください‼️

盆栽の作り方ではなく、人間の歩き方を感じる事ができる本です❗️