【ここから始まる、新たな盆栽家としての歩み】

 

羽生雨竹亭の盆栽教室に、小学5年生の女の子が訪れてから7年。

テレビ番組「博士ちゃん」で盆栽を愛する小学生として紹介され、一躍その名を知られる存在となった清水ちえりさんですが、

あれからも変わらず、盆栽と向き合い続けてきました。


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国風展に史上最年少で出品したこと。

そして、思うような結果が出ず、悔しさに涙したこと。

私の子どもよりも若い世代でありながら、それでも盆栽の魅力を追い求め、ここまで歩んできたことを、何より嬉しく思います。


来春には大学生。

名門進学校での高校生活の締めくくりとして、卒業論文では「盆栽」をテーマに50ページを書き上げるとのこと。

すでに進学先も決まり、次のステージへ向かう準備が着々と進んでいます。

大学生となり、社会と向き合う中で、ものの見方や価値観はさらに深まっていくことでしょう。

その中で、盆栽をどのように見つめ、どのような表現へと昇華させていくのか。

将来、大きな可能性を秘めた素材を前にしているような気持ちで、私は静かに見守っています。


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先日、来春の国風展への出品を希望する盆栽の最終調整のため、木村先生のもとでご一緒する機会がありました。

落ち着いた佇まいの中に、これまで積み重ねてきた時間がにじみ、

まるで若木のもみじを眺めているかのような、心和むひとときでした。


自分自身の感性を大切にしながら、

盆栽への深い愛情を作品として表現できる盆栽家へと成長してくれることを、

一人の盆栽人として、ただ願うばかりです。

 

人も盆栽も、育ちゆく姿にはそれぞれの美しさがあります。

これから先、ちえりさんがどのような盆栽家になっていくのか——

その歩みを楽しみにしています。