【新たな盆栽シーンの中で!】


羽生に来て4年の小林隼人君、15年も真面目に会社勤めをされた彼が、私のところで“盆栽を仕事にしたい“と来た時、

家族を持ち、コツコツと奥さんと築いてきた世界の為に、趣味の範囲で盆栽を楽しむ事を再三進めた事を思い出します。

普段は、都内を中心の“レンタル盆栽“、つまりオフィスや店舗などに、盆栽を提供して飾る業務!

週の半分を各所の飾り付け入替、半分がその為の羽生培養場での制作作業。

30代後半からのプロの盆栽世界💦 

本当は日々羽生で盆栽と向き合う中に居させてあげたいのですが、

家族の為にも、日頃の作業の中から自分らしい盆栽との関わりを見つけてくれればと願っています。

そんな彼が、初めて「日本盆栽作風展」の若手部門に挑戦します!

羽生の庭園には、多くの盆栽があります。

でも彼に出した宿題は

「日頃手入れをしているレンタル用の盆栽、それが貴方の“身の丈“の世界、その中から自分が捉える盆栽を作って」

です。


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忙しい中、彼は創作盆栽としての真柏に新たな姿を描き出しました。

100点など、どんな作家でもありません。

大切なのは“今の自分に挑戦する心“だと思います。

私は彼のためにも、そして盆栽が大好きな彼の為に人生の岐路に背中を押してくれた家族の為に、

この機会を楽しんでほしいと思いました。


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10/9は作風展の審査会。

“1軍“のプロ作家の方々の競演の舞台、若手部門に中に彼の作品はあります。

誰かに評価される為ではなく、そこにあるのは、“今の自分“そのもの!

彼の生き方の良い刺激になってくれる事を只々祈るばかりです❗️