国風展が終わって、1ヶ月余り、出品された樹たちの中には、出品審査の為に、
古渡盆器や審査の評価を高める為の鉢合わせをして臨んだものが少なくありません。
私どものお客様達も例外ではなく、彼岸も終わろうとする中、木村先生の所から、元の鉢に植え直された樹々が戻って来ました。

この元鉢への再植替えは、2月中に行われましたが、12月の化粧鉢への植替え、そして元鉢へ。
つまり2度の植替えをひと冬の間にしている事になります。
これは樹にとって大変なダメージとストレスを与えます。
その為、先生と私どもは、再植替えから1ヶ月は、室(ムロ)管理をして、
“春“を少し早く樹達に感じさせて、根の活動を促進させてから、各所へのお戻しをしています。

本当でしたら、普段の鉢のまま、審査へ臨みたいのですが、国風展の審査は、鉢も重要な評価となります。
今回も十数点の出品となりましたが、“これは和鉢だけど、鉢合わせとしては問題ない“と
そのまま応募した樹達数点は、植替えをして高級な鉢に入れたものに点数は及びませんでした💦
古渡盆器や高級な鉢は勿論良いものですが、何よりも大切なのは、その樹に鉢が映っているかだと思います。
審査をされる方々も、基準というものに悩まされると思いますが、
果たして、国風展のその時だけ、名鉢に合わせる事が正しいものなのか?
更なる熟考も必要かと思います。