第99回国風盆栽展も、1月初旬審査申込(締切すごく厳格です!)1/20には選考審査❗️
木村正彦先生の所では、ご自身の扱い分から、私共雨竹亭十数席、
そして各所からの扱い依頼を含めて、50点近い応募作品が、アトリエに集められます。

細心の手入れは勿論のこと、近年は審査方法が細かくなり、鉢映りなどは特に厳しくなっています。
この為、12月中旬には、約7~8割の樹の、“化粧植替え“が行われます。

大型の名木が、ひしめき合う木村先生のアトリエ。
所蔵される古渡りから中渡りの名器が、惜しげもなく
“この樹はこの鉢でいこう“と、先生の判断で、総出の作業が行われます。

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今回は、現在の東日本の代表的な先生のお弟子さん(とうに日本を代表する盆栽作家ですが!)藤川さん・森山さん、
これに埼玉県の白石君が助手参加❗️

現在の内弟子さん達を含めて、総勢8名と木村先生での、作業となりました。
鉢合わせをして、ここから審査に向けての“葉色“の調整や、微妙な手入れが進みます。
藤川さん森山さんのリーダー的参加で、木村先生も、何処となく安心しながら、“ここ!“という所だけを押さえているようです。

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幾つかの樹は、鉢映りでこんなに変わるものか!と変貌するものもありました。
どれだけの樹達が、この舞台裏である、盆栽達の「楽屋」での衣装合わせをして、送り出されたでしょう!
毎年40~50点が20年続いているとしても、800~1000点の盆栽❗️

ここでの作業が、いずれ次の人達に受け継がれる事を願う1日でした。