師走の声が聴こえる古都京都。温暖化で遅れ気味だった紅葉も、冷気を纏った“北山時雨“が始まると、一気に色付きを増してきました。
市内北部の大徳寺は勿論の事、水石展の関係で、天台宗比叡山の“里坊“、滋賀県の坂本へ赴き、
慈眼大師の廟や比叡山の里坊の中心的存在の滋賀院へ行きました。京都の“艶やかな紅葉“とは少し違って、自然の山々の中そのままの紅葉風景がありました。
盆栽展などの賑やかな喧騒とは打って変わって、しんと音ひとつない静寂な空気の中、
深々と森のもみじは、幾色もの色彩を楽しませてくれました。柔らかなもみじの枝姿!
こんな姿の盆栽が作れたらと、しばらく見入ってしまいました!
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