10月下旬、都下立川市"国立昭和記念公園"内で、50回と言う作風展の記念展が開催されました。
今年は九州熊本の佐々木さんが大賞"内閣総理大臣賞"を受賞されました。
普段からお付き合いのある佐々木さん。
満を持しての挑戦は感無量のようでした。
今回は50回を記念して、歴代の大賞や各受賞作品が、一室に展示されていました。
受賞当時の姿をそのままに培養されているもの、新たな姿を求めて“あの時の樹がこうなったか!“と驚くもの!
丹精を重ねた年月の重みも感じる展示でした。
小僧に入ったばかりの作風展が始まった頃、
第一回展で、名匠鈴木佐市翁が大賞を取られた瑞祥を観た時の衝撃は忘れません。
プロの中には、盆栽作家を目指す者、盆栽園として商売に励む者、生き方はひとそれぞれ。
それでも皆んな、盆栽が好きで好きで、生涯の仕事と思っている仲間たちです!
ここに飾られた名樹達、海外愛好家の強いラブコールで、多くの樹が海を渡る中、
次代のプロへの“道しるべ“として、少しでも国内に愛蔵される事を願うばかりです。