4/12(金)~4/14(日)、上野グリーン倶楽部で、春の恒例イベント、『翠緑盆栽展』が開催されました。

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古感見事な黒松や五葉松、生命の神秘すら感じる真柏の古木、
そして、今の季節を代表する、新緑の雑木盆栽の数々!

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冬季の格調高い『国風盆栽展』の素晴らしさは勿論ですが、
“春の息吹き“・“自然の生命の美“を感じさせてくれる、若葉の美しさは、何物にも代え難いものがあります。
全国から集められた多くの逸品が、“名残の桜“で賑わう、この上野公園に程近い、グリーン倶楽部に集まりました!

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同じ松柏類にしても、厳しい冬の姿と今の瑞々しい季節の葉色は違うもので、新しい1年を樹達が迎える“色“は良いものです❗️


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名画・横山大観の「雨後の山」と共に飾られた、五葉松「稲取」は、
旧高木盆栽財団の記念帖に平成2年(1990)にその姿を映してから34年、
一時衰弱がひどく、
木箱での必死の培養が続けられてから、初めての出品で、おおらかな勇姿が、“稲取生きていた!“ の声が、会場からも聞こえてきました。

新芽の動く時期の展示の難しさ💦
出品者も、扱い業者の方々も、その苦労に頭が下がります。