暖冬の中、2月初めの立春を前に、梅の花も蕾を膨らませ、早咲きのものは、美しい花々を楽しませてくれています。
不思議なもので、12月には咲き始める一番早咲きの“初雁”も今が見頃で、追いかけるように各種の梅が花咲の準備をしています。

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日頃、商売用の盆栽の中に“埋もれている“私ですが、梅の時期となると、“枯淡の味わい“豊かな盆梅に心が惹かれます。
芽も吹かない中、枯れ枝の様な姿に蕾を見せる梅。枝作りといっても、人が作りすぎたものが嫌らしく見えるのも梅💦

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人と時間が創り出した古感豊かな幹肌や枝味、言葉に言い尽くせないものがあります。
それは、日本画の中に表れる梅への表現に近いものがある様に思います。
“梅はひと枝“  “梅は立ち枝“  色々な例えがありますが、古人達が伝えようとした“美“を忘れる事なく踏襲したいものです。


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雪降る月の図・飛鶯の図・で古感見事な盆梅を飾ってみました。
冬枯れの中、凛と咲く梅に、厳しさの中の美しさを感じたのは遥か昔。
菅原道真公の名歌が蘇ります。
“東風吹かば 匂い起こせよ梅の花 主なしとて春を忘るな“
間もなく国風盆栽展! 
梅!間に合うかな💦