【富士越の龍・翁と共に‼️】

12月となり毎年この時期になると、“13月が欲しい💧“と、手入れ・お客様への挨拶回り・新年の準備、
そして社員への“賞与、ボーナス💦“の資金繰りで、頭の痛い日々になります😓

そんな中でも、くる年の“顔“としての、年賀状用の床の間撮影をしました。
来年は辰年!龍の年です。
名木と名画の取合わせをしてみました❗️

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20年来、未完の頃から手掛け続けた真柏。
双幹体の樹形から「乾坤の神龍」と名付けたこの樹。
ようやくある程度の完成形に届きました。

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こうして鑑賞にたえる出来栄えになってくると、手元から“旅立ちの日“がくるのは、私達盆栽業の定めですね💧
今も多くの方々より、水面下でお話を頂いています。
有難いことだと思いますが、出来ればこの樹を守って下さる方が、私達の思いを繋いでくれる方であって欲しいものです。

真柏大名品「風神」(今年度日本盆栽作風展・内閣総理大臣賞)を作り蔵されている、
長野県須坂市、「井浦勝樹園」ご先代より、まだ非力だった私に託して頂いた大切な樹です。


併せた掛軸は、江戸期狩野派の大家、狩野栄信(伊川院)の名作です。

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気高く聳える霊峰富士に随う雲間に金龍が昇る姿。
辰年の来年、“希望“と言う山に登ろうとする気概を持ちたいと願いを込めました。

脇には木彫の「翁」。

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新年の慶びを表す能の演目の姿です。
真柏の表現する樹相は、普段の自然界を超越しています。
また、画中の龍も木彫の翁も、人が願いと畏怖を込めた想像の化身です。
そんな三位一体を創ってみました❗️