このオークションは、盆栽界の中心地、上野グリーン倶楽部(旧上野盆栽倶楽部)の施設維持資金の助成として毎年開催されています。

猛暑の中、志を共にするプロ仲間が集合して、
その一助となるように、各自夜明け前の自庭の水掛けを済ませて、朝7時には集合して始まりました。
下は5,000円から、上は百数十万まで、“倶楽部の維持の為“を合言葉に、活発な競りが行われました。
近代出版の徳尾社長、春花園小林國雄先生、数多くの著名盆栽家達が集った結果、3500万と取引出来高が成立しました。

どちらかと言えば、夏の“相場“が低迷する中、“出品して儲かる“など、誰も思っていません。
業界のシンボルを守ろうとするプロ達の想いが成し得たオークションでした。