先日、久しぶりに千葉県匝瑳市、マルキョウ盆栽交換会(オークション)に行ってきました。
長いお付き合いのある会、盆栽界の中央本部「水曜会」私エスキューブの「天地会」と共に、関東方面の流通市場の一翼を担う大きな会です。

一回で2000~3000万の出来高(現金会)ですが、近年の様相は、ここだけではなく、全体として将来への課題を感じるものが多くなりました。
例えばマルキョウでも、買付の60%が海外勢!(私も同じくらい特別の扱いと見られているようですが、笑)
残りの40%の内、私が30%、つまり多くの参加者は、海外特に中国勢の“リモート“と呼ばれる、
iPhoneをかざして、中国にいる本来の買付者の“代行“をしている人達。

彼らの殆どは、自分で作ったり、売ったり、お客様とお付き合いするのではなく、只々、注文を取って仲介料を得るのみです。
勿論、商売の在り方は様々で、そんな人達も流通には大切ですが、
憂うのは、このジャンルに多くの日本盆栽業が手をするように、頼り切っている事です。
私が修行をしていた45年前は、日本の業者達が、自分の思う樹をプロとして精一杯買い合うのが、交換会でした。

“交換会“とはよく言ったものです。
売る時も“卸値“になりますが、自分の店や庭で中々お客様に向かない樹を多少損しても会で手放して、
その代わりに卸値で、新たな仕入れをして、自分の庭で作ったり飾ったり・・そんな世界でした。
国内全体の愛好家が、高齢化する中、やや大型となると、買い手が付かない時期がありました。
そこに海外勢が“黒船“のように押し寄せたのです。有難くもあり💦複雑な思いもあり💦です。
私達プロ業者として、次の時代の盆栽界を真剣に考えるべき時期が来ているように思います。
若い方々に伝える盆栽の素晴らしさ!
見習い中のプロ達を導く世界。
老成する歳になった私達の責務だと思います。