お得意様がお持ちの国風賞「東洋錦」。
花を楽しまれた後は、1年間この樹を守ってきた大宮盆栽町名園「竹山芙蓉園」にお届けに伺いました。
新緑の時期、園内は“雑木盆栽の楽園“でした❗️

細やかな手入れ、スタッフの方々は朝からもみじの毎朝の芽摘みに勤しまれていました。
竹山先生の芙蓉園に半世紀以上守り続けられている日本盆栽界の最高峰・真柏「昇天の龍」を拝見しました。
枝伸びを数年かけて先生が切込み、針金施術をして、往時の圧倒的な樹相が蘇っていました‼️

“中々元の様にまではいきませんね“ と謙遜される先生。
しかし、ひとつの歴史的名樹を手がける本人でしかわからない胸の内もお有りなのが、昇天の龍を眺めている先生のお顔からも窺えます。

穏やかなお人柄と同じく、園内の樹々は涙が出る程の枝先まで行き届いた美しさ❗️
年に幾度かお伺いするこの園、“季節感のある盆栽はなんて美しいんだろう!“と心から思います。