【同門 加藤君 苦節8年ようやく開園】
私と同門、羽生にも数年勤めて、中国との盆栽交流の創成期だった8年前、
今のように両国の盆栽界の交流が薄かったあの頃、私が開設した西安楊凌の展示培養場をたったひとりの日本人として、
1年間1度も帰国せず、想像を超える苦労をしながら守り抜いてくれた加藤君。
帰国後 故郷 宮城県多賀城市に戻ってまもなく、東日本大震災。
帰国後 故郷 宮城県多賀城市に戻ってまもなく、東日本大震災。
市内を見下ろす彼の家は無事だったものの、町は浸水。
盆栽を広める環境など不可能に近い日々の中、東北各地を手入れで回りながら、
7年の時をかけて新築の住まいと盆栽園の基礎となる庭が完成近くになりました。
仙台と日本三景「松島」の間、多賀城市は天平の時代からの歴史を持つ古街。
彼の家系は父君まででも23代となる旧家。
朴訥な彼はお客様と手入れに勤しんでいるのが好きらしいが、ここから東北を守るプロの盆栽家として、
朴訥な彼はお客様と手入れに勤しんでいるのが好きらしいが、ここから東北を守るプロの盆栽家として、
私の友人でもある大町氏や藤川氏の指導を貰いながら頑張ってほしいものです。
今年はこれから日本盆栽協同組合加盟・盆栽庭園の整備など、
やるべき事山ほどですが、夢を見失わず 寝食を忘れる想いで歩いてほしいです。
松島観光・仙台方面にお越しの皆さん、是非一度のぞいてみてあげて下さい。
松島観光・仙台方面にお越しの皆さん、是非一度のぞいてみてあげて下さい。