厳寒の細雪舞う小布施に長年の友人、鈴木伸二さんを訪ねました。
長野県の“小京都“と謳われた小布施。
この地に伸二さんの要請で初めて訪れてから、もう35年の月日が経ちました。

いつの間にか、お互い還暦も過ぎて、“老成“に向かう歳になり、ここからの時間を考える刻にいます。
私の羽生と京都大徳寺、彼の小布施、求めるものや願いの中身は多少違っても、形に残そうとする盆栽人としての胸中は似たものがあります。
北斎館という、この土地の観光を創出された市村家、ここが彼の盆栽作家のここでの活動と発展を
町を挙げて全面的にバックアップしている事は、有り難く、羨ましい限りです!
新しく小布施の中心地に新しい盆栽のアトリエ庭園を作ろうとしている事は、昨秋より彼から相談を受けていました。
色々な準備が進み、いよいよ工事着工間近の中、最終的な構想の打合せをしました。

相変わらず、いつも彼に頼まれると弱い私💦
結局、盆栽に対しての新しいビジョンや夢を持っている者に私は、自分の拙い知識や経験を活かして欲しいのです。
盆栽が、世界に広がる時代、雪深い冬の小布施にも白馬などから海外のスキー客が数多くこの静かな街に訪れています。
10年後の盆栽界がどのように変わっているか?
楽しみですね❗️