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盆栽歴50年 盆栽家森前誠二がブログで綴る盆栽人の本音と 伝えたい日常の中の”心と技”


20歳の頃より参加してきた京都の秋「日本盆栽大観展」も45回。

何も分からず、売店に立っていたあの頃、

今は京都国際文化振興財団の特別企画ブースの設計デザインと展示構成、コンセプトを持った大家達の企画席も同じく❗️

5年前、大徳寺の盆栽庭園の着工が決まった時、軽井沢の夏の店を閉じ、

この大観展の最大ブースも終わりにしようと、乾坤一擲のデザインブースを作ったのに、

相変わらず、スタッフに任せようとしている商売の方も、“血が騒ぐ“と言うか?“

やるならウチらしく!“の思いが、勝手に頭と身体を動かしてしまいます💦性分ですね!


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日常的に営業とウェブ上での促販をしてる中、出張売店に“出動“する商品達は、

やはり最近仕入れたものをラインナップすることになります❗️

盆栽の方は、そのまま売れるものではなく、仕上げ手入れが必要なものばかり💦

あと数日で出発という、“いつも通り“の慌ただしさ‼️


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それでも、会場で久しぶりにお会いする関西方面の方々、“何か良いものあるかい?“のお声に

“ちょっとご紹介出るものが“の丁々発止❗️

お客様が、目をキラキラさせて楽しまれる事が、何よりも嬉しくてこうしているのか、と感じながら、さて!準備を急がないと‼️

【京都の秋❗️色付き始める盆栽達‼️】


大観展を間近に、芳春院盆栽庭園の樹々達も、紅葉の色付きが始まりました❗️


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静かな佇まいの名樹達が語り合う庭園。

国風賞・内閣総理大臣賞、そして歴史を纏う江戸期よりの古樹達。

それでも、季節の飾りとして羽生から入れ替える細やかな盆栽達も、“王樹“と言える名木と仲良く過ごしています。


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ここに居ると、人が決める価値観など、他愛もない事なのかと思うようになります。

年々変わらず、その季節の姿を見せてくれる盆栽達。


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人の営みは僅かに100年、でも“彼ら“は、数百年の刻を過ごす途上の100年。

訪れて下さる海外の方々(約8割❗️)が、驚嘆の喜びを伝えてくれる事が何よりも嬉しいです❗️

ただ、最近「モリマエさん?」と声をかけられて、

“WABI CHANNEL、いつも楽しみに観ています!“と言われると、

何気ない時にも、映像の中で喋っている自分と“ギャップ“がないように、振る舞いと会話に気をつけないと😅

と、反省の限りの時があります。

“地“は隠せませんね💧お恥ずかしい🙏


今春から始めた、盆栽教室の生徒さん達による作品展。

2度目の展示が秋日和の中、開催されました。


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教材の販売もせず、地域の盆栽愛好家の方々が、ご自分の持っている樹や草花を、

更に楽しめるように勉強しようと始めた教室も、いつの間にか20年近い歳月になりました。


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“飾る楽しみ“ や“飾る事で気がつく事“など、ご自分が手がけた樹が、飾った時にどんな表情になるものか?

また、飾る事で初めて識る道具合わせや“間の取り方“など、樹を作るだけではなく、

飾ると言う最終的な事を理解してもらって、そこから初めの“樹造り“に立ち戻って貰えたらと言う願いを込めた作品展でもあるのです。


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10席あまりの細やかや展示、それでも、愛好家が織りなす世界は、純粋で心が和みます。

私達プロは、愛らしく細やかな樹や草花には、どうしても心が疎かになりがちです。

趣味として楽しまれる生徒さん達の、純朴な世界は、私達に一番大切な事を教えてくれている様に思います。


10月末、半年ぶりに神奈川県秦野市、“大山詣“の地として、歴史深い山々の麓にある、椎野宝樹園に伺いました。


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“蒼き山・澄んだ空“  まさにここは盆栽の別天地❗️

相変わらず名樹が並ぶ椎野さんの庭❗️

整備された美しい前庭と培養棚としての奥庭。

ひとつ一つの樹にかける彼の想いが感じられる庭です。

業界中堅として、抜きん出た才と腕を持つ彼。

どうしても商才を喧伝されますが、私は彼は本当の盆栽人としての資質を兼ね備えた人と思っています。


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名門「大樹園」で6年にわたる修行の末、故郷に開いた盆栽園。

開園当時からお付き合いのある私ですが、私と同じく、彼は何よりも盆栽が好きなのが、会話の中でも感じます。

私のように事業として5,000坪の構えを造る姿もありますが、

ある意味、自分の大好きな盆栽を正業として、佳き愛好家の方々、

愛すべき同業の仲間達と過ごす個人経営の盆栽園の手本とすべきものだと思っています。


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何よりも、ここに来ると“盆栽はいいなあ“と時間を忘れる事が、それを物語っています。

尽きぬ話をしていると、相変わらずどうしても “積めるだけ買ってしまう💦“  悪い癖😅

でも、もしかすると、椎野さんの所は、そんな事も計算して作られているのかな?参った🙇‍♂️


秋の盆栽園に彩りを添えてくれる老爺柿。

私が修行時代に一世を風靡して盆栽界に登場してから、もう50年以上の月日が経っています。

暫くは忘れられた程に姿を消していましたが、近年海外からの人気で再沸騰(値段が高くなったわけではないのですが)してきた種です。


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羽生の邸内にもふと見れば、目立たぬ中にも鮮やかな実姿の老爺柿が点在しています。

この中の半数以上は、今から17年前、都下小平方面の武蔵野園さんより、

一千点を超える老爺柿を譲って頂いた名残の樹達です。


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いつの間にか棚に置いてあっても、愛らしさを楽しませてくれる存在になりました。

昨今は様々な実姿・実色の“種類物“と呼ばれる老爺柿が市場を賑わせていますが、私は普通の自然な老爺柿が好きです。

日本原産ではないのに、いかにも日本人の目に映る老爺柿。

茅舎の置物を添えて飾れば、訪れる多くの方々の心を和ませてくれます。

四季の中に生きて来た日本人。

やっぱり秋の実りはいい物ですね❗️

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