彼岸を迎える頃、もう“桜の飾り“に心が動く時ですが、先日、梅の咲き分け種“思いのまま“を手に入れました。

極太の樹!
何年か作ってそれらしい作品にしてみたいと、いつものように、悪い病気がムラムラと起きてきました‼️

若い頃は、思いのままなんて園芸種で、野梅などから一段低いと勝手に思っていましたが、
宮島(大阪松)や、今では当たり前になった、“枝接ぎの真柏“のように、
時代で世の中の盆栽に対する価値観も変わっていくものです。
思いのままも、今では作出する人もなくなり、貴重な太幹となって来ました。

朧の月の掛軸、そして脇床には、揖斐川の古石。
とても古い持込みの石で、石肌の古感はえもしれぬ程です。
これを名器“峯雲地紋楕円“の水盤に合わせて、水打ち!
やっぱりこの季節になると、水を得た水石は良いものですね❗️
さあ!この梅が終わる頃には、桜❗️
そして追いかけてくる“植替え“の嵐🌀💦大変です❗️