雨竹 盆栽 水石 便り

盆栽歴42年 盆栽家森前誠二がブログで綴る盆栽人の本音と 伝えたい日常の中の”心と技”

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応接室はこの季節、青葉の「緑陰」を想わせる盆栽がメインになりがちです。
春先に古渡の鉢に植え替えておいた五葉松が少し落ち着いてきたので、
石と書の組み合わせで飾ってみました。

サバ幹の屈曲懸垂するこの五葉松は中型サイズの名品として未公開の一作です。
添えた石はまるでこの五葉松を仰ぐ様な姿の「老師」や「観音」に見立てました。 
額装の書は明治初の"御前会議の列席者のひとり「中山信天翁」"による"自在天"
(自ずから天に在り・始めから天命によってすべては動いている・など解釈は様々)。
やっぱり松柏盆栽の古木の存在感は格別ですね!


陽春ゴールデンウィーク恒例の盆栽観賞会が始まりました!

東北道 羽生インター直近にある雨竹亭は、アクセスが良いことでも愛好家に好評ですが、
大渋滞を起こす連休中は日程と時間を考えないとお誘いしづらい面もあります。
この季節は、草花や水石など、心に和む優しい自然がいいですね。


もみじ・カエデ・ソロ・いわしで・花梨・等々、
春の"芽出し"の美しさは自然界が創り出す色彩のハーモニーのようです!  
これが見ているだけなら、こんなに綺麗で心に沁みる彩りはないのですが、
毎日"芽摘み"や徒長芽が出ないように3000坪の盆栽庭園の中を"万歩計"が要らないくらい歩いています!

「今日やってしまおう!」という仕事ではなく、日々少しずつ成長する植物達に対しては、
"今"をきちんと見てあげないといけません。

正直「猫の手も借りたい」この季節ですが、雨竹亭は呑気な番犬達しかいません!


約3000万の現金取引   盆栽作家多数参加

エスキューブ羽生本店「雨竹亭」の盆栽業界流通市場  "天地会"の月例会が
今月も盛大に開催されました!

あいにくの雨模様にもかかわらず、
関東を中心とする名門盆栽園の皆様が多数参加下さり、
約3000万円の取引が行われました。


いつも庭の盆栽ばかりに目がいってしまいますが、
駐車場や培養場の周りも、咲き誇る花々が春を謳いあげています。
五分咲きのソメイヨシノは10年前に若木を無機質な駐車場に植えたものが、
お花見ができる程になったものです。

若い頃は秋の侘びた風情が一番好きでしたが、
60近くなる今は、命の全てが息づく今がとても好きです!

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