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盆栽歴42年 盆栽家森前誠二がブログで綴る盆栽人の本音と 伝えたい日常の中の”心と技”

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【1000本の盆栽  在庫整理と管理指導】

3日間の予定で中国西安地区「楊凌・ヤンリン」にあるエスキューブの盆栽培養場の総在庫整理に来ました。
7年間に少しずつ運んだ盆栽も、大型銘木から小品盆栽まで約1000本!

中には輸送のストレスや、環境の違いで劣化したものもあり、
"命ある限り盆栽として再生の努力をする"ことを現地の若きスタッフに伝えたくて、出来るだけの指導をしました。

振り返れば、7年前、
誰にも無理だと言われた日本からの盆栽輸送をこの地で実現させて、私の中国は始まりました。
日本の盆栽をこの国で販売するだけが私の仕事ではありません。
ここからこの楊凌で、貧しい農村の人達と、
盆栽の苗木や安価な都会向けの小品盆栽を作る一大生産地にすることこそが、本当の仕事の様な気がします。
それには、一生懸命 販売もして、その利益をこの地に注いで、
自分が老人になった時でもいいから
「昔、この地に盆栽の生産事業をもたらした日本の盆栽家がいた」
と言ってもらえるのが、私のささやかな夢かもしれません。


5年間の本当の夢がここから始まります!


エスキューブの対中国盆栽輸送は、5年前に始まりましたが、
私達は単に盆栽を景気の良い中国愛好家に売るためだけではなく、日本の盆栽の真の内容をきちんと伝えて、
両国の盆栽文化が本当の意味で高めあって欲しいと願っています。
その意味で、京都市と姉妹都市である唐の都「西安」の世界遺産である
三蔵法師が経典を納めた「大雁塔」から歩いて僅かの所に、
盆栽ギャラリーが完成したのは、これからの私達が目指す仕事の要となると確信しています。
中国の愛好家に"日本の盆栽文化"を見て頂こうと思っています!


楊凌展示場と西安ギャラリーの充実へ

10日間以上の日程と40人余りの人々によって、第三次中国盆栽大輸送が無事終了しました。
5年の歳月をかけて充実してきた楊凌(ヤンリン)展示場、
そして新しく、合弁会社である「楊凌雨竹亭園芸有限公司」が
世界遺産 西安(1300年前盛唐の首都"長安)のシンボル「大雁塔」(西遊記で有名な玄奘三蔵が天竺より艱難辛苦の末に持ち帰った仏教経典を納めた塔)から
徒歩5分の所に建設中の「西安盆栽ギャラリー」など、
着々と私達が中国で本当にやりたい事へ近づいています。

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