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盆栽歴44年 盆栽家森前誠二がブログで綴る盆栽人の本音と 伝えたい日常の中の”心と技”

タグ:大徳寺

 
【400年の古刹で来月盆栽水石の至高の展覧】

臨済禅 大徳寺内にある 塔頭 芳春院は、戦国大名 前田利家の妻"おまつ"が建立した四百年の古刹です。

「日本の盆栽水石文化の正統を学び伝える」数寄者の集い「玄虹会」の年1回の展覧が行われています。
今年も京都の秋を彩る「日本盆栽大観展」と同じ11月19日から2日間
芳春院全室に"身が引き締まる"程の盆栽水石飾りがされます。 
私共エスキューブ雨竹亭も、初回より勉強を兼ねてお手伝いをしていますが、
盆栽水石の文化が世界規模に広がる中、歴史ある古刹の建築美の中で繰り広げられる"深奥の美"は、
日本が最も捉えるべき文化だと思っています。 

今回は会場の下見とご住職へのご挨拶に伺いましたが、いつ見ても素晴らしく、
禅寺として普段一切の拝観をさせない名刹(大徳寺塔頭の殆どが拝観禁止です)は、
しんと静けさの中にあり、心が洗われるようでした。 

ご住職の希望で"期間中盆栽水石を見たい方のみが良い"との考えで、
招待券持参の方のみが入れます。
ご希望の方は、雨竹亭までお申込み下さい。
券をお送りします。

 「人間修養と盆栽水石美の探求」を是として設立された玄虹会の恒年展覧は定例会場である京都大徳寺塔頭「芳春院」で
初の秋季展として開催されました。

 単に盆栽水石を展示することから、それを通して感得できる
“神遊世界”へ辿り着くことを本義とするこの会は、
遡れば室町桃山江戸そして明治大正昭和と磨かれてきた日本人の自然観から創出される
美意識の結晶とも言えます。

 会場の芳春院は加賀前田百万石 前田家の初代利家の妻松子(通称おまつ様)が建立したもので、
諡“芳春院殿”から名がついたそうです。

来年はおまつ様没後400年遠忌となり、JRの「京都冬の旅」で特別公開されます。
(通常は非公開寺院です)
展示された名席の一部をご紹介していきます。 

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