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盆栽歴42年 盆栽家森前誠二がブログで綴る盆栽人の本音と 伝えたい日常の中の”心と技”

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【春うらら!爛漫の春姿の庭・盆栽!】

いよいよ日本での28年ぶりの「世界盆栽大会」がさいたま市で始まります。
エスキューブ雨竹亭も記念開催の「日本の盆栽水石至宝展」(28~30日・さいたまアリーナ)で、
20mに及ぶ特別企画ブース(4席の内、3席担当!)や 
お得意様の盆栽水石床の間飾り(A席×19席!)など、昼夜を問わずの大準備で臨んでいます!
海外からの羽生雨竹亭本店への来訪見学も多く、
アメリカ・イタリア・ドイツ・韓国・台湾・中国など、連日その応対が大変です。

新緑の雑木盆栽・藤の美しさが際立つ花物盆栽・そして変わらぬ緑を湛える松や真柏の松柏盆栽。
庭も席飾りも "ようこそ!日本の盆栽へ!"です。

世界、特にアジアがキナ臭いニュースばかりのこの頃、
日本人がどんなに自然を愛して日々たゆまぬ愛情を注いで生きているかを是非見て頂ければと願っています。


「陽春」と言う言葉が、庭の盆栽を見ているだけで感じる季節になりました。

遅霜を心配して室込みしてあった樹々達も、いっぱいの陽射しの下で美しい葉や花を楽しませてくれています。
山桜の静かな花と新緑・淡い紫色の藤桜・
軍配の房の様な花姿を名にした采振り木・深い緑の中にも春の新芽を吹く蝦夷松・・。
棚々に広がる千点を超える盆栽達を見ていると、世界大会の準備や、中国輸送の疲れも何処かにいってしまいます。

やっぱり、盆栽といっしょに過ごす穏やかな日々はいいもんですね!


【樹々たちは 変わらずの姿で】

除夜の鐘まで僅かとなる中、年越の準備に追われる盆栽園!
関東地方独特の"寒風"が吹く中でも、盆栽達は冬日の陽射しを受けて静かな日々を過ごしています。

新年に各所に飾る実成りものは野鳥からその実を守る為、部屋じまい、
手入の始まった大型松柏類は大型木造室へ、雑木盆栽は枝先の剪定!!!!
願わくば、13月があればと毎年想うこの季節です。


【1000点越えの古鉢・水石・卓】

年末の大掃除が始まりました!
天気の良い日、諸道具収蔵庫(別名 高木倉庫・以前 旧高木美術館コレクションを収蔵する為に作った名残です)
を1回全部出しての大仕事です。

"こんなに在庫あるんだ??"
と自分でもびっくりするくらいの量。
1年間良品を求めて買い続けるとこんなになるモノかと、あらためて感じました。
新年よりのお客様をお迎えする時、雨竹亭の倉庫をご覧になる方が、
しまったままの古作名品を見やすい形でご覧頂く毎年恒例の"大棚飾り替え"です。
私たち自身もしまいっぱなしにしておいた鉢や水石、
そして展示会用の卓など、あらためて目で確認する機会としています。
年明けにお越し頂いて、この蔵に"こもって"1日楽しんで頂くのもよろしいかと???


【1億円の盆栽「天帝の松」を中心に構成デザインスタート!】

来年開催の"盆栽のオリンピック"「第8回世界盆栽大会」における
埼玉アリーナ「日本の盆栽水石至宝展」はおそらく近年における最高レベルの盆栽水石展となります!
この展覧会で"特別ブース"が4席用意され、一席21,5m×5mと言う、巨大展示ブースとなります。
名木での展示で、15~20点は飾れるスペースです。
4席の内2席は日本水石協会、京都国際文化振興財団、
つまり水石の大ブース(これも水石協会の役員の皆さんと設計・展示構成をしなければなりません!)と
(財)高木盆栽美術館を継承された田中慶治先生の大コレクションという、公的なものとなります。
残り2席が日本を代表する愛好家として実行委員会の指名で決定しました。
そのおひとりが福島県の舩山秋英先生です。
「森前君にすべて任せる」の一言。
私が生きている間には次の日本開催は無いと予想できる今回、
"訪れる世界の方々にメイドインジャパンの盆栽をどの様にご披露しよう?"
とここから思案の知恵熱の毎日が始まります。
舩山先生の出品予定の1部をご覧下さい。
また、この進行具合はお届けしたいと思います。

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