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盆栽歴44年 盆栽家森前誠二がブログで綴る盆栽人の本音と 伝えたい日常の中の”心と技”

タグ:上野グリーンクラブ


【盆栽・水石、鉢・水盤・道具  大量出品!!!】

水石協会の文化事業に協賛する目的で開催される交換会も今回で4回目!
昨夏は1億円の大台越えとなりました。
冬季2回目の今回は国風展を目前に多くの盆栽・鉢も出品も予想されます。
社団法人の事業ですので水石協会員の他、関連業界の方々、
そして一般愛好家も協会員の推薦があれば参加出来ます。
又、ご自身で協会員などとのお付き合いの少ない方は、
免許証など身分証明が出来るものを提示頂ければ参加可能です。
現金決済の当日オークションは基本的に"卸値"に近い売買となります。
この機会に是非業界の名品の数々をお楽しみ下さい。


【井浦さん  お父さんの形見で受賞!】

グリーンクラブの第42回作風展は、長野県須坂市の勝樹園 井浦貴史氏が、
昨年逝去された「真柏山採りの父」と謳われたご尊父の遺品で見事 大賞を受賞されました!

私も十数年来の友人で 亡き先代にも大変よくして頂きました。
以前、満を持して挑んだ真柏名樹で"無冠の三位"となった時、「自分の実力不足です」と
謙虚な姿勢を貫いた彼の栄誉を本当に心からおめでとうと言ってあげたいです。

三十代の技量高き盆栽家が、衆目の評価を得て活躍される事は、
還暦の足音が近づく私達の年代から見ても、とても嬉しい事です。
先日、共に中国の旅をした木村正彦先生も賛助出品で、
得意の真柏石付きを展示されていました。
76歳にして精力的な創作活動には頭が下がります。
もうひとつ、大徳寺「玄虹会」でいつも素晴らしい自作の盆栽を披露される矢内先生の出入り方である、
大溝さんが初出品、文人部門で初受賞!

お二人とも大徳寺での仲間であり、五葉松文人も内容素晴らしく、
後輩の栄誉に心温まる日となりました!

 
【秋の盆栽展のさきがけ! 木村正彦先生の作品に感動! 】

東京の秋の盆栽展の第一弾として、上野グリーンクラブで開催された「東京展」「瑞祥展」に伺いました。

久しぶりに拝見する瑞祥展は、ひとつの樹種で行われる盆栽展という
他には例を見ない樹形の多様性の楽しみがありました。

同時に開催された東京支部主催の「東京展」は
さすが帝都の長い盆栽趣味の歴史を思わせる幅広い展示で、
"愛好家と出入り方専業者"のあり方に感心させられるものがありました。 
びっくりしたのは名匠木村正彦先生が、東京展にご自分の作品を自身の出品として参加されていたことです。
最近は私共との交流や国風展などの扱い手入れがほとんどで、
公の場に作品出品をされることが少ない先生です。
齢を重ねての作品作りに取り組む姿勢に頭が下がります。 


【長老達が守り抜いた珠玉の道具類 】

8月28日、上野グリーンクラブで開催された「日本水石協会 夏季大オークション」が、
1億越えとなった事は既にお伝えしました。
この時 私共羽生雨竹亭で落札した各種道具類は100点以上! 
2000万円近い購入となりました。
愛好家所蔵の古石はもちろんの事、普段目にする事のなくなった水盤・卓など、
"ここから次の世代に任せるよ" 
と言われているような名品の数々を斯界発展のために放出して下さった古老の皆様の"声なき声"を思えば、
大切に愛好家の皆様にお世話させて頂こうと思っています。
若き頃、100~200万円で扱ったものが数十万円で手に入る事が良きも悪きも悩ましいところですが、
それぞれが水石界においてどれ程大切な"実用の美"であるかを正統にお伝えしたいと思います。
ひとつひとつに込められた歴代の所蔵者の"想い"を心に刻んで取り扱いたいものです。 

【水石協会オークション 水石界・盆栽界 有志の心意気に感謝 】

8月28日上野グリーンクラブで開催された、
「日本水石協会・協賛オークション」は、
木村正彦先生・徳尾真砂弘 ・近代盆栽会長・内海日本盆栽協同組合理事長など、
斯界の錚々たる面々を中心に120名を超える参加者でした。
このオークションは"水石界の発展の為"に毎年2月東京都美術館で開催される「日本の水石展」と
来年4月にさいたまスーパーアリーナで予定されている「日本の盆栽水石 至宝展」
での
水石協会が企画する"日本の名品水石を世界の方々に披露する"巨大特別ブース設営資金の協賛事業として催されました。 

昨年の8月は出来高9000万円台と言うバブル期以後最高額となり、
今回も協会役員が出品物のお願いなど総力を挙げて取り組んだ結果、
現在の市況では不可能と思われた1億円(1億800万円)の大台越えとなりました。 
事務局長としてメインオークショナーを務めさせて頂いた私にとっても、
この事業に参画下さり多くの所蔵品をご出品頂いた方々、
当日水石界の未来を思って積極的にオークションに参加下さった皆様、
このすべてに只々、感謝、感謝、感謝 です。
ありがとうございました。

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