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盆栽歴45年 盆栽家森前誠二がブログで綴る盆栽人の本音と 伝えたい日常の中の”心と技”

カテゴリ: レンタル盆栽


非常事態宣言が解除されたばかりの東京。
勿論キチンと“三密“を避けての日常生活が必須ですが、そんな毎日にも「春」はチャンと来ます。
オフィスも店舗も休業が続いた去年の春。
そんな中でも私達「銀座雨竹庵」の盆栽が、
店先・エントランス・窓口・などに飾られる事を喜んで下さるクライアントの皆様!
本当にありがたいものです。
さあ!日本の花木の象徴「桜」の晴れ舞台の季節に入って来ました!


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各所のレンタル盆栽のお得意様達に、一番喜んで頂く花物盆栽です!
一年365日の内、室内に飾ると、その花姿はわずかに1週間。
その為に羽生雨竹亭のスタッフは、残りの350日以上を、“花のない桜“達と過ごして過ごしています。ホントにご苦労様!


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でも、いろんな場面に飾られる桜の盆栽達は、何処でも人気者です。
その花姿を見て、人が一瞬でも優しい心に包まれてくれるなら、一年の苦労は報われます。


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役目を終えて“我が家“へ樹達が帰ってきたら、消毒・植替え・手入れ・等々、また長い1年が始まります。
考えてみれば、クリスマスのモミの木・お正月の松竹梅・みんな1年を1度の時の為に生きています。
私達も、今日、今、この時、が「一期一会」の一瞬と思って日々を過ごしたいものですね。
ありがとう、桜たち。



“盆栽を社会の窓に“このコンセプトで始めたレンタル事業も、もう20年を過ぎました。
“貸し盆栽だからこれでいい“
こんな考え方が当時は蔓延っていました。
“本物の盆栽、本物の考え方を見て欲しい“、その一心で、作品の内容や季節感を大切に続けてきました。

いつの間にか、年間で3000万円を超えるご注文を、銀座を中心に、
オフィス・レストラン・集合住宅のエントランスホール・等々に、日々スタッフが心を込めて飾っています。
週に2回のメンテナンス、月に2〜3回の展示品の交換、樹の手入れ、苔張り、消毒、正直年で1000万になるまでは、経費損を繰り返していました。
“売らずにお見せするサービス“。
これは若い盆栽家が、精魂込めてやっと完成した盆栽を生活の為に手放さなければならない事を防ぐ役目にもなりました。
生活さえ出来れば、盆栽を愛する者たちは、自分で手がけた樹を売りたくはないのです。

今年の新春も、日頃からレンタルの年間契約でお世話になっている各所へ、特別な新春飾りをお届けしました。 


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古くより宮中などで設られていた「季寄せ飾り」松や梅、南天に笹、寿ぎと長寿の徴をひと鉢に込めたものです。

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20年前、先頭に立って作り上げていたものですが、今は熟練となったスタッフが一生懸命にお届け先に合わせた作品を用意しています。

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一本ずつでは見てもらえない樹達、それを一年大切に培養して、ハレの舞台に寄せ植える。
飾られた所で、来る人達に“おめでとうございます“と彼らは声かけています。
苦しい年が過ぎて、今年も“春“が来たことを。



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