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盆栽歴45年 盆栽家森前誠二がブログで綴る盆栽人の本音と 伝えたい日常の中の”心と技”

カテゴリ: 展示会

【恩人の追善盆栽展に感激!】

名古屋 吹上ホールで開催された『銘風盆栽展』と 昨年天界に逝かれた、
二十代からお世話になった盆栽界の恩人、鬼頭正男先生の追善盆栽展を拝見に伺いました!
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久しぶりの銘風盆栽展、タイトル前の黒松は素晴らしいものでした。
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又、内閣総理大臣賞を受賞された森山和雄先生は、亡くなられた鬼頭先生と共に、若き頃より存じ上げる大家、
会場で私を見つけてお優しい応対を頂き、そのお人柄にあらためて感激しました。
鬼頭先生の特別展示は、正面に先生のご遺影、そこに天皇陛下よりの叙勲の章。 
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盆栽界以外でも、日本の産業、中京地域の経済界の発展に尽くされた 人格者として深く尊敬するばかりです。
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若き頃、鬼頭先生の旧社屋の屋上で皐月盆栽の手入れをした事を思い出し、
あの頃「先生、皐月よりも盆栽が面白いですよ!」と、若気のいたりでお話をした事、
その先生が国風賞を受賞され、協会の重鎮となられた事、
私が13年前、自身の不徳で奈落の底へ落ちた時も お買い物など 私を気遣ってくださった事。
会場で先生のご遺影に向かって、「ありがとうございました。先生」を声を出さずに頭を下げるのが精一杯でした。
本物の大家、旦那さんと言われる愛好家が鬼籍に逝かれるこの頃、次の時代の大家となられる方の水先案内人となるよう、
プロとしてあらためてここからの精進を想う刻となりました。
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ありがとうございました。中京の大人(たいじん)!

【木村正彦先生応援📣】

羽生雨竹亭の盆栽教室に毎月通う 群馬県高崎市の清水ちえりちゃん。
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盆栽愛好家のお爺さんの影響で、“自分で手入れして国風展に出してみたい”という夢。
そんな彼女の熱意に名匠木村正彦先生が応えてくれました!
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持っている樹の最終調整・中品3点飾りのポイント・鉢合わせ・等々、お父さんお母さんに見守られて 準備が順調に進んでいます。
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今年2月の国風展の際、来春の出品を夢見て 史上最年少で盆栽協会に入会しました!
来春1月20日の審査が「桜咲く!」か「桜散る」かは 祈るばかりです。
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12歳で盆栽を作り始めたら、30年かけていろんな名品が出来ます。
60歳の私には 羨ましいばかりの時間です!
 ガンバレ!シンデレラ!


【愛弟子達の活躍・木村正彦先生一門と共に】

漆畑大雅君が内閣総理大臣賞を受賞した日本盆栽作風展が12日から開幕しました。
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羽生の研修生 ハオ君ツァオ君も若手部門で無事に入選し、ホッとしています。
若い盆栽家が少しずつ頑張っているのはとても嬉しいことです。
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会場で木村正彦先生と一緒に「この樹はこうなるね」など、いつのまにか年長者の立場になったんだなあ と笑ってしまいました。
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会場では 日本盆栽界の宝と言える『貴重盆栽展』も併催され、名樹の数々が一堂に飾られました。
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この樹達を守り伝える役目が私達にはあると あらためて古木の大切さを感じました。
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中堅と言われる盆栽業者の方々こそ、商売も大事ですが、もっと競い合う気持ちで、作品づくりに励んで頂かないと、若手の手本にならない事も痛感します。

【内閣総理大臣賞・真柏】

第39回日本盆栽大観展が開幕されました!
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今年の大賞「内閣総理大臣賞」は、広島の勝矢氏の真柏!
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銀座の店に訪れて、盆栽の魅力に取り憑かれた勝矢氏が、数年前の国風賞に続き、
今回の大賞で、東西の盆栽界を代表する展覧で冠を得る事になったのは、感慨深いものがあります。
私の「最期の大観展」となる巨大ブースも、お陰様で多くのご贔屓を頂き、注目を頂きながらの、売約御礼となりました。
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丹精を込めた優品が並ぶこの展覧は、圧倒的な海外からの来訪者に驚かされます。
展示各賞の内容も素晴らしく、あらためて日本の盆栽界の奥の深さを感じました!
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【乾坤一擲の準備!】

11月22日からの第39回日本盆栽大観展。
今年も昨年に続き、主催者の理解を頂き、展示ブースに特別設営のギャラリー展示をします。
今回は 私の大観展での最期の企画展示ブースになります。
来秋は、同じ京都 禅寺「大徳寺」内 塔頭「芳春院」に 造営が予定されている
『芳春院盆栽庭園』を任される事になり、私の活動の中心がそこになるためです。
全長28mの最大級の展示ブース、名樹・名鉢・名石・を、持てる力の限りを尽くして 皆様に披露します。
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今はその準備に追われる毎日、盆栽の整姿・苔張り・鉢合せ、
名石・名鉢 の展示設備の寸法出し など、時間の空く時を惜しむように ひとつひとつを仕上げています。
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第1回から関わってきた大観展、いつのまにか “業界最大級”となったブース。
還暦の年に千秋楽の披露をして、来年は大徳寺の庭園で 皆様のご案内役をする・・・
こんな盆栽人生が訪れるなんて、思いもしませんでした。
今は “ハレの舞台”に立つ樹々や名品達と、その日に向かって向き合う毎日です!
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