雨竹 盆栽 水石 便り

盆栽歴44年 盆栽家森前誠二がブログで綴る盆栽人の本音と 伝えたい日常の中の”心と技”

カテゴリ: 展示会

【さいたま市大宮盆栽美術館】

10月26日から約1ヶ月の長期企画展示としてスタートした 木村先生の作品展。
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先生と美術館からの依頼で 館内展示と図録に所載する 拙文を書いた私、初日を避けて2日目に美術館に伺いました。
木村先生との連絡で、美術館にはいらっしゃらない日だったのに、
駐車場に着いたら、先生がわざわざ来て下さっていたので、恐縮の限りでした。
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この盆栽美術館として、館内全体を“ギャラリー”的に照明を落として、
外光を遮断した仕様は、今回の作品展に対して効果的だったと思います。
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普段先生の庭で拝見している樹々達が、木村正彦と言う作家の作品である事を強く印象つけられる展示、
ご一緒に拝見しながらいつものように冗談を交えての笑顔の談笑。
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先生の自宅に戻ってからのひと時も“この方が世界の木村?”と、あらためてそのお顔を見てしまうほど、変わらない姿。
先生のご理解があって、この作品展終了後に開催される「日本盆栽大観展」の私の大ブースに、
先生の作品から抜粋した数点を、作家の作品として販売も含めて扱わせて頂く事になっています。
「森前さんに私のこの種の作品の評価はお任せするよ」と言われて、プロとして、その扱いに深い責任を想うものがありました。
「作家の作品としての盆栽の評価と流通」これからの盆栽界に 大切な在り方を示す機会と
頑張りたいと思います。
多くの皆さんにも 私が企画構成する 木村先生の作品展示、大観展での観賞を是非お待ちしています!
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【年に2回の 庭内全域を解放しての 展覧!】

1日〜7日、春に続いての羽生本店「秋の観賞会」が始まりました。
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迎庭・応接展示室・展示場・中庭・収蔵庫・など、
雨竹亭の全域をお越し下さる皆様に公開しての観賞会です。
樹齢数百年の古樹名木から、掌に乗る可愛らしい季節の実物盆栽・文物と言うべき名器や卓、そして数百点の水石群。
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秋の1日を 盆栽水石三昧で亭内を逍遥出来る陳列にしました。
普段何気なく棚の片隅に生きてきた樹達が、“私を見て下さい!”と言わんばかりに、静謐な美しさを競い合っています。
国風展級の名品は勿論素晴らしいものですが、細き僅かな鉢に生きる旋律を見せる樹々は、心に沁みるものがあります。
社員・研修生・皆んなが 雨竹亭の中に生きるすべてを見直す機会でもあり、
“この樹はこんな見方や飾り方もあったんだあ”と、展示会の準備が、プロとしての勉強にもなる舞台でした。
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日々の冷気で色づきを変えてゆく葉物盆栽、引き締まった空気で葉色に厳とした強さを増す松柏類。
千点を超える盆栽達の競演をご覧になりに来てください。

羽生本店雨竹亭


【小林國雄 理事長の圧倒的 盆栽作品に囲まれて!】

東京都美術館で毎年早春に開催される「日本の水石展」の 、
来春用の審査選考・撮影会が、
日本水石協会の 春花園 小林國雄理事長宅「啓雅亭・春花園盆栽美術館」で行われました。
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年々レベルが高まる出品石はもちろんのこと、相変わらずの理事長の盆栽作品群には息を呑むばかりです。
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私よりひとまわり年上の理事長、このところ、何となく温和で慈しみ深い相貌になられた様に思います。
“盆栽に向き合う刻と、弟子達の成長が 一番楽しいよ”と、今も昔も その時に自身が想う感情をそのままに言われる。
本来の心が 素直であることが、亭内にある 見事な作品を生み出したのだなあ、と あらためて思いました。
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小林理事長が太閤秀吉・不肖私が黒田官兵衛。
そんな事を世間に評されてもう7年、再来年、平成から新しき御代となった中、
明治神宮で予定している盆栽水石の一大展覧は、理事長と私の水石協会での集大成になる大催事。
長沢・鈴木 両副理事長・鈴木伸二氏・加藤蔓青園氏・など、多くの同志と共に、「果てなき夢」を追い続けて行きたいと思います。

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10日5日~8日まで、栃木県宇都宮市 県文化センターで、県内外の名品を集めた「逸品盆栽展」が開催されました!

北関東盆栽組合理事長に我が兄弟子が就任し、依頼もあり雨竹亭を含めて私どものお得意様の名木三点も展示させて頂きました。
初めて訪れる会場でしたが、とても立派な展示室で、

広い空気感の中にまるで美術彫刻を飾るように樹形も様々な樹種豊富な盆栽が飾られていました。

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岩崎太蔵先生が旧蔵されていた五葉松、木村正彦先生に展示前の修正施術をお願いして飾られた玄虹会の寺内先生。

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小泉薫先生旧蔵の名木、赤松文人「観月」を同じく玄虹会 本出先生。

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そして正面を彩ったのは、松柏名樹の大家 舩山会長が珍しく花梨の叢立ちの大樹。

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舩山会長・寺内先生 と共にゆっくりと展覧を観賞しました。
会場に立つと、樹々のそれぞれの「声」が 聞こえて来るような、とても嬉しい気持ちになりました。

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【中国「武陵源」「黄山」を 念想して】

10月からの大個展を直前に、創作盆栽の大作に挑まれている木村正彦先生。
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この林立する真柏石付の創作盆栽は、11月23日からの「日本盆栽大観展」での 
雨竹亭 特別企画展示ブースで開催される「木村正彦作品展示」に飾る為に、私が依頼しているものです。
独創的な真柏の石付盆栽は、先生の美的創作的感性をよく表現したものとして有名ですが、
これ程の大作(高さ120㎝)の、しかも林立景は 初めてのものです。
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若き頃訪れて 先生のこの種の作品の原点となった中国「武陵源」の原風景と、
今春 私達と行った同じ中国の「黄山」の風景を 心の中で合致させた 木村正彦 究極の創作盆栽です。
現在 各立ち石に取り木仕立てで準備された真柏を付け、どの様な林立景とするかを考案の最中!
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最終的に主たる石柱の周りに 小さき立ち石を組込み仕上げます。
盤上に広がる 世界遺産の風景を是非 京都大観展で ご覧下さい。

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