雨竹 盆栽 水石 便り

盆栽歴44年 盆栽家森前誠二がブログで綴る盆栽人の本音と 伝えたい日常の中の”心と技”

カテゴリ: 展示会

【羽生本店 雨竹亭『春の観賞会』スタート!】

日頃より 羽生本店「雨竹亭」は、盆栽水石を愛する皆様をお迎えしています。
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ただ、いつもは手入れや日常の作業に追われて 庭内全体を“お客様に楽しんで頂く”迄にはなっていません。
毎年春秋の2回、日本の四季の素晴らしさを盆栽が表してくれる時季、観賞会と銘打って展覧をしています。
どうしても本格派?とされる松柏類が庭内を覆い尽くす雨竹亭。
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この時ばかりは、いつも脇役の様な扱いの雑木・花物・草物・も、雨竹亭で晴れの舞台を踏んでいます。
一木一草、すべての命が花開く季節、盆栽と語らいにいらして下さい。
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【大徳寺 芳春院で開催!】


盆栽水石の古来より受け継がれて来た 座敷飾りの文化を 次代に伝承し、

その奥にある美と美学を見つめる集団として結成された 玄虹会。

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京都 臨済宗 名刹「大徳寺」内 塔頭(たっちゅう)芳春院(創建400年・加賀前田百万石 初代 前田利家夫人 “おまつの方”建立)

を舞台に、11年めの展覧が開催されました。

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枯山水の方丈(本堂)近衛家寄進の大書院・石州流の総家元でもあるご住職が守る茶室「迷雲亭」と「落葉亭」

このすべてをお借りしての大展覧は、会員の意向により 多くの参観を求めるのではなく、

朋友が集い 歓談の中に 盆栽水石趣味の深奥を見つめる 至高の世界。

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発足時より 出入り方として、会員の方々の補助に努めて来た私にとっても、今では 盆栽人としての“ライフワーク”のようになっています。

“盆栽・水石の美とは何か”を 問い続ける自分ですが、この展覧の中に その答えの僅かが あるように思います。

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年に一度、この会のお手伝いをする事で、自分が何をして何を求めて行くべきなのか?

迷いがちな 人生の道標となってくれているように思います。


【圧巻の名木達!】

第93回国風盆栽展。
15歳でこの世界に入って、次の年 49回国風展を始めてみてから、長い時が経ちました。
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会場で水かけ当番をやったあの頃、商売が忙しくてグリーンクラブから美術館へ動けず、結局国風展自身を見られなかった頃。
友人の多くが協会・組合の役員となった今、前期後期共に観覧させて頂きました。
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愛好家の皆さんが、大切に培養手入れした作品、出入り方のプロと入選を心待ちにした気持ち。
名樹の裏側にある人間模様が感じられてしまうのも、プロとして長くやって来た者の性かな?と自分で笑ってしまいます。
それでも、日本盆栽界 最高峰の展覧!
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飾られた木々達は、唯々 有難いばかりの気持ち湧く、日本の宝達でした!
木村正彦先生のご協力で、私のお客様達も9名飾られました。
“もっとこうすればよかった、もっと時間をかけるべきだった”など、
プロならではのお客様より任された身の反省ばかりを感じるものもたくさんありましたが、
国風展が、私達プロにとっては、“次への目標”にもなっています。
来年こそはこうしよう!と思うもの多い機会です。
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 【14mの巨大ブース!】

2月9日からの第93回 国風盆栽展。
業界最大最高質の売店・上野グリーンクラブでの「立春盆栽大市」は、私が小僧に入った45年前も 憧れと緊張の場所です。
今年も エスキューブは、この2階の半分を使った 最大ブースを設けます。
商売も勿論ですが、国風展と言う トップクラスの愛好家の方々が集う祭典・店の立ち位置をお見せする“ハレ”の舞台でもあります。
毎年“今年はどんな形を作ろうか?”と 準備段階は試行錯誤の繰り返しです。
特にこの数年は、海外勢の購買が、全体の半数近くになり、
市場全体に流通している盆栽の材料も、徐々に減少しているように思います。
本格派の名木・味わいを大切にした雅盆・名鉢・名石・等々、商材を用意するのに、
業界の仲間と 情報の探り合いの様な日々があります。
大体の盆栽の目安が立った中、その全体を第2培養場の収蔵庫を使って並べてみました。
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“今年はこんな感じだな”って、自分に言い聞かせているようです。
まだこれから、器物関係の割り出しがあります。
6~7日に搬入して、初日前日の8日には、愛好家の皆様にも“事前開放”となります。
今年のエスキューブを ご覧頂く 大型売店、楽しみにいらして下さい。
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【羽生 卒業生・研修生 5点出品!】

私が修行を始めた2年目に開催された作風展も44年の歳月が経ちました。
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自分では1度も出品したことの無い展覧会に、私の所から卒業した2名、そして修行中の3名が 出品させて頂きました。
二十歳で銀座へ出た時、5年の修行の後でしたが、「ここからは大好きな樹の手入れより、お客様のお相手を第一とする自分になろう」
と心に決めて番頭までの18年間をひたすらに商売に打ち込みました。
友人の盆栽家達が、この作風展で作家として階段を駆け登る中、“樹に携わりたい”と何度思ったことか!
・・それでも還暦を迎える今、どれ程の出会いと、どれ程の方々の支えで今に至った我が身を思うと、
こうして羽生に来た時に何も出来なかった子達が、作風展の舞台にその名前を刻んでいる事に、自分の役割のようなものを感じます。
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この世界に“生かされて”ここにいる事に感謝!

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