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盆栽歴44年 盆栽家森前誠二がブログで綴る盆栽人の本音と 伝えたい日常の中の”心と技”

カテゴリ: 盆栽


【蝦夷松と真柏200点!「やっと先が楽しくなってきたところ」!!!】

一昨年、偶然出会った「越後のご隠居」名人笹川さん。
蝦夷松、真柏を挿し芽や山採りで唯ひたすら愛培に尽くした50年!
笹川さんの盆栽庭園はまるで私が40年程前に"いつか何処かで見た昭和の盆栽棚"が、
そのままタイムカプセルに守られて保存されている様でした!
盆栽棚と同じく笹川さんの盆栽観
"毎日盆栽と暮している。毎日発見がある"と、
齢80才を越えても盆栽作りに邁進されている。
とにかく「脱帽」。
まだまだ自分が恥ずかしいです。

【借景に囲まれた名庭と和風大邸宅!】

友人の紹介で、栃木県を代表するさつき盆栽愛好家の坂本先生宅へ伺いました。

温厚な先生が案内して下さった庭園と邸宅、
そして圧巻の太幹大型さつき盆栽の名木群!
すべてにスケールの大きさに感動しました。

「これでもまだ未完成」と仰る庭園と豪邸、
盆栽は「大盃」と「紫竜の舞」がおそらく現存の最高峰の作品でしょう!

邸宅の奥の庭には"未来の名木"を夢見るさつきの素材が見渡す限り!
四国新居浜の故岩崎大蔵先生を彷彿させる坂本先生に脱帽です!


【神域に飾られた名樹の数々・500年の真柏・加藤三郎翁 遺愛の五葉松など】

日本水石協会による明治神宮の「奉納盆栽展」
菖蒲園で賑わう神宮の初夏の恒例行事。

今年も全国から選抜された名木達が、参拝の方々をはじめ、
圧倒的な海外よりの観光者の目を釘づけにしていました。


【昔  名高い名樹が見る影もない姿に・・技と心で新たな美へ】

遠い昔、数々の受賞を得た真柏名木、私が先々週手に入れた時は、
ようやく枝先に力をつけて命を繋いでいる状態でした。
"この樹は素晴らしくなる"という直感的なものを感じて
"次なる道"を描いて施術に努めました。
元々、名樹としての要素を秘めた樹は私の思いを受けとめて、
未来へ遺す姿となってくれました!  
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斯界に受け継がれ、守られた樹達は、
その本質を大切に次代へ伝承したいものです。


"子供達に盆栽を少しでも伝えたい"という想いで、
3年前から地元の小学校で
毎年3回ずつ盆栽教室を実技を含めて行っています。
始め三年生だった子達が今は六年生!
盆栽よりも成長がすごくてびっくりします。
でもこの奉仕活動で何よりも楽しいのは、真っ直ぐに私の話と盆栽を見つめる子供達の姿です。

5時限続けての授業は、結構大変ですけど、こんなに心が楽しい時間はありません。
なんか、私が彼たちからたくさんのエネルギーをもらっている感じです。
ずっとずっと続けて行きたいと思っています!

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