雨竹 盆栽 水石 便り

盆栽歴44年 盆栽家森前誠二がブログで綴る盆栽人の本音と 伝えたい日常の中の”心と技”

カテゴリ: 園内


【高木盆栽美術館  改め  京都盆栽美術館  展示用!】

昨春、私共で取得した岩﨑大蔵先生の盆栽群の名樹部分30点余りが、
建設を予定される「京都盆栽美術館」の為に羽生雨竹亭で、
訪れる展示の為の培養の日々を過ごしています。

5年余り先生亡き後も四国の地で守られていましたが、
専門的な植え替えはなされていませんでした。
先日からこの名木群の本格的な植え替え作業をしています。
エスキューブ管理班全員集合です! 
とにかく大きいです!

岩﨑大蔵先生、やっぱり凄い方でした!


もみじ・カエデ・ソロ・いわしで・花梨・等々、
春の"芽出し"の美しさは自然界が創り出す色彩のハーモニーのようです!  
これが見ているだけなら、こんなに綺麗で心に沁みる彩りはないのですが、
毎日"芽摘み"や徒長芽が出ないように3000坪の盆栽庭園の中を"万歩計"が要らないくらい歩いています!

「今日やってしまおう!」という仕事ではなく、日々少しずつ成長する植物達に対しては、
"今"をきちんと見てあげないといけません。

正直「猫の手も借りたい」この季節ですが、雨竹亭は呑気な番犬達しかいません!


「秋の観賞会」の応接間は日替わりで名樹が飾られますが、
この真柏の様に“何処となく何処かで見た風景”を感じる作品も心和むものがあります。

宮城県石巻に近い名勝「松島」に見られる美しい景色がこの中に見えてきます。

「見立ての美」と言うものを日本人は大切にしてきました。

この樹はそんな“借景”の世界を楽しませてくれます。

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