雨竹 盆栽 水石 便り

盆栽歴47年 盆栽家森前誠二がブログで綴る盆栽人の本音と 伝えたい日常の中の”心と技”

カテゴリ: 園内

【盆栽ふるさと納税の成果❗️】

1月7日、政務忙しい中、旧知の羽生市、河田晃明市長が雨竹亭に来園されました。

IMG_4155
昨年、市長の発案で“ふるさと納税に参加させて頂いた雨竹亭の盆栽、300万からの注文を頂き、
ある程度の内容高い盆栽がふるさと納税となった初の成果!

盆栽の文化性に理解ある市長も喜んでくれました。

IMG_4156
市政を預かる行政のトップとして激務大き中、この雨竹亭の庭で過ごされる時間は、
いつも“盆栽はいいね“と、市長にとっても憩いのひと時となっているようです。

農家に生まれて苦学の末に教育者から市長までなられた苦労人。
そんな人だからこそ、盆栽の厳しい自然に生きる姿に共感を得て下さるのでしょう。
「100万円の納税をされる方に、30万の盆栽」
こんな空気が出来ていってくれる事を今年も頑張ります!

IMG_4150


紅葉のシーズン🍁
行楽のドライブや、家族での里帰りなど、久しぶりに郊外に皆んなで出かける機会の多くなったこの秋。
羽生雨竹亭も例年通りの“秋の観賞会“を開きました❗️

IMG_3208
近年はネット販売や海外の富裕層相手の商売に、盆栽業界は傾いています💧
食べる為には仕方がないけど、私は昭和の15歳からの“小僧あがり“、
自分で独立して盆栽園を持つことは、この道に入った時から今も変わらぬ“夢“です。
それは盆栽に囲まれた庭で、盆栽の大好きな愛好家の方々と、ゆっくり樹々を楽しんで頂きながら、
様々な会話の中で、知識や現物、手入れや改作、何よりも目の前で息づく“命の姿“に、
それぞれの“想い“を共有しながら、交流を深めるところから、本当の盆栽趣味家の成長とお手伝いが出来ると信じているからです。
自分が半世紀近く経験してきた物事を、会話の中で伝えながら、“何が大切なことか“を、共鳴して頂きたいからです。

IMG_3209
朝夕に冷えてきた空気で、葉の色も引き締まってきた松の類、一年の管理の“ご褒美“に色とりどりの紅葉を見せてくれる紅葉やけやきの雑木盆栽達。
女性の方達の目をいちばん楽しませてくれる、草物盆栽や実物盆栽。

訪れる皆さんに見ていただく為に、精一杯の手入れ“お化粧“をして、恥ずかしそうに庭に並ぶ樹々。
“買いに来て頂く“   そんな安直な世界ではなく、“盆栽はいいなあ“と感じて頂く・そんな秋の観賞会なんです。

IMG_3210
入口の庭園・中庭の盆栽棚・中品、小品の別棚、小さな鉢から数百年の歴史をまとった美術品と言える盆器や水石達。
趣味三昧の世界をご覧に来て下さい‼️


欧米の方々の来日条件緩和などで、今年の秋は久しぶりに多くの盆栽愛好家の皆さんが羽生雨竹亭に訪れて下さいます。

IMG_3073
毎年11月初め、猛暑を乗り切り、すっかりと秋姿となった盆栽達、
久しぶりの来園される方々の為に、お化粧や庭内全体の整理整頓におおわらわ😓です。

IMG_3074
正門前の応接庭園・中庭棚・中型盆栽の2段管理棚・展示場の陳列・その他あちこちの盆栽棚が、
この夏過ぎに我が庭の仲間入りした樹達で溢れています❗️

気に入ったちょっと“目利き好み“の樹などは、
すぐそばで暮らす若き栽匠、森山義彦氏に手伝ってもらって、“新たな名木“を披露出来るようにしています。

IMG_3075
盆栽展の多い11月、下旬には京都平安神宮前で『日本盆栽大観展』が開催されます。
11/1~11/6は、広々とした羽生の地で、訪れる多くの方々と、
時々の季節の盆栽や水石を前に、楽しい時間を過ごして頂く案内人を努めたいと思っています。


台風一過の澄んだ青空。

IMG_2538
やっぱり秋空はいいですね!
庭内の遮光ネットも外されて、スッキリした中、応接庭園の彼岸花が今年も綺麗に咲きました。

IMG_2539
不思議なもので、天候不順など、その年々によっての気候の変化があっても、
彼岸花は秋の彼岸になれば、庭の杉苔の中からスッと花を伸ばしています。

IMG_2540
早めの実物盆栽・山査子や姫りんごも、秋色の実姿をもう見せています。
こんな澄んだ空の日々がずっと続きますように❗️


九州から東北を縦断した14号台風。
各地に被害をもたらし、苦難された方々に心からお見舞い申し上げます。
私達、盆栽業は台風が近づけば、すべての予定を壊してでも、“盆栽を守る“事に尽くします。

IMG_2391
羽生雨竹亭は、庭内外、2000点の盆栽!
盆栽にとって一番怖い風害から守る為に、気象予報を見ながら、小屋に取り込むもの、棚から下ろすもの、鉢を縛り込むもの、樹に合わせて全員で行います。

IMG_2392
IMG_2393
大した事なければ、こんなに手間かけなくても💦と思う作業💧
それでも、甘く見ていた時に、大切な樹が被害を受けた苦い思い出。
スタッフもキツイ作業を頑張ってくれます。
台風一過、無事に過ぎれば、さあ💦戻し込み!これがキツイです。
“樹を守る“この思いで一気に頑張れるけど、何もなかったあとの作業は、クタクタになります。

IMG_2394
各地のお客様のことも気になりながらも、伺って縛り込みをお手伝いできる所は限られています。
“大丈夫だったですか“こんな連絡しか出来ない時は、申し訳なく歯痒くなります。
“野分“と呼ばれる台風が幾度か過ぎれば、すっかり景色と空気は秋色になります。

守った樹達が、美しい葉色と姿で、訪れる方々を楽しませてくれる事を願って、戻し込み💦に頑張ります。

↑このページのトップヘ