雨竹 盆栽 水石 便り

盆栽歴44年 盆栽家森前誠二がブログで綴る盆栽人の本音と 伝えたい日常の中の”心と技”

カテゴリ: 園内

【雨竹亭盆栽教室入門!】

雨竹亭の盆栽教室の平均年齢を大幅に若返らせる生徒が入門しました!
清水ちえりちゃん、なんと11歳。
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(本人、お父様に許可を取って写真とお名前を掲載させていただきました!)
群馬県高崎市・お爺様・お父様も盆栽愛好家で、お爺様は今年の国風展にも出品されている大家!
ご家族で行った国風展でも、盆栽協会に最年少入会されたとの事。
夢は 自分で考えて盆栽を手入れして“国風展に飾ること” !!!
盆栽で言えば、将来の名木になるかもしれない大切な素材。
それでも 私は盆栽を通して命の大切さや、人に対する優しさを 感じてもらえる事を1番に伝えたいです。
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羽生雨竹亭の庭が出来た時には、生まれていなかった子が、こうして盆栽をジッと見ている,,,
盆栽人として 何をすべきか、教えてもらっているようです。
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【沁みる庭内の盆栽達】

11月末の京都大観展から今まで、1日も休む事なく 盆栽の手入れ・仕入れ・業界の予定・執筆・等々、
相変わらずの日々目まぐるしい刻を過ごしていますが、寄る年波には勝てないものか、
久しぶりに体調を崩し、半日 体が言うことを聞かずに伏せていました。
いつまでも寝ているわけもいかず、昼頃 亭内を散策していると、
12月の穏やかな陽射しが、盆栽達を照らし、空気全体が心地良いものになっていることに気がつきました。
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年内晦日まで仕事で予定が埋まっている中、万全とは言えない体が感じる閑日の姿は、盆栽を感得する最高のひとときを教えてくれました。
心穏やかにして、樹石と対峙する・・日頃お客様やスタッフにとても大切な事、
と説く私こそが、この様な刻を忘れずにいなければいけないと、きっと神様仏様が、ほんの少し私にお灸を据えたのかもしれません。
・・心に沁みる時間は大切ですね。
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【春うらら!爛漫の春姿の庭・盆栽!】

いよいよ日本での28年ぶりの「世界盆栽大会」がさいたま市で始まります。
エスキューブ雨竹亭も記念開催の「日本の盆栽水石至宝展」(28~30日・さいたまアリーナ)で、
20mに及ぶ特別企画ブース(4席の内、3席担当!)や 
お得意様の盆栽水石床の間飾り(A席×19席!)など、昼夜を問わずの大準備で臨んでいます!
海外からの羽生雨竹亭本店への来訪見学も多く、
アメリカ・イタリア・ドイツ・韓国・台湾・中国など、連日その応対が大変です。

新緑の雑木盆栽・藤の美しさが際立つ花物盆栽・そして変わらぬ緑を湛える松や真柏の松柏盆栽。
庭も席飾りも "ようこそ!日本の盆栽へ!"です。

世界、特にアジアがキナ臭いニュースばかりのこの頃、
日本人がどんなに自然を愛して日々たゆまぬ愛情を注いで生きているかを是非見て頂ければと願っています。


【"明けぬ春"の中に・・樹々に潜む「春」の姿】

国風展の大騒ぎの名残りも過ぎ、弥生3月桃の節句となれば、
盆栽園の床飾りも「春」の飾りが主人公になります。
新春に手に入れた貴重盆栽の姫沙羅の名樹を初めて飾りました。
新芽の美しさはもう少し後ですが、黄金色に輝く幹肌は
幹中に瑞々しい潤いを蓄えた春の姫沙羅ならではのもの!
"相飾り"の山椿の惜しむ花姿が、惜春から陽春へと移りゆく季節を物語っています。
雨竹亭の応接は、多くの訪れる皆様に愛育している樹々をご覧いただく為に、
その時々の盆栽の美を展示しています。
本飾りの脇には中品の真柏と金豆の2点。
両方とも来年の国風展に出品出来る樹筋です。
日本の自然・季節・鉢映り、掛け軸や各種添景道具の取合せの深さをお楽しみ頂くのも雨竹亭の良さだと思っています。
季節の盆栽美をお楽しみにいらして下さい。


【長老達が守り抜いた珠玉の道具類 】

8月28日、上野グリーンクラブで開催された「日本水石協会 夏季大オークション」が、
1億越えとなった事は既にお伝えしました。
この時 私共羽生雨竹亭で落札した各種道具類は100点以上! 
2000万円近い購入となりました。
愛好家所蔵の古石はもちろんの事、普段目にする事のなくなった水盤・卓など、
"ここから次の世代に任せるよ" 
と言われているような名品の数々を斯界発展のために放出して下さった古老の皆様の"声なき声"を思えば、
大切に愛好家の皆様にお世話させて頂こうと思っています。
若き頃、100~200万円で扱ったものが数十万円で手に入る事が良きも悪きも悩ましいところですが、
それぞれが水石界においてどれ程大切な"実用の美"であるかを正統にお伝えしたいと思います。
ひとつひとつに込められた歴代の所蔵者の"想い"を心に刻んで取り扱いたいものです。 

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