雨竹 盆栽 水石 便り

盆栽歴42年 盆栽家森前誠二がブログで綴る盆栽人の本音と 伝えたい日常の中の”心と技”

カテゴリ: 日常


【世界盆栽大会 資金協賛事業  どなたでも参加出来ます!】

私も事務局長を務める日本水石協会の文化普及事業である、
東京都美術館「日本の水石展」や
来春4月にさいたまスーパーアリーナで開催される世界盆栽大会「日本の盆栽水石・至宝展」の運営資金協賛事業として、
今月28日に上野グリーンクラブでオープン参加方式のオークションが 開催されます!
水石・水盤は勿論のこと、盆栽・樹鉢・卓など、
盆栽水石界に必要とされる殆どの物が網羅された大オークションです。

昨年は9000万円台と言うバブル以後の最高出来高となりましたが、
金額だけではなく、盆栽水石の文化を未来に繋げようとするイベントに
プロアマ問わずに多くの方々がご参加いただいたことが、
どんなにこの事業を推進するエネルギーになったか、感謝に堪えませんでした。

今回も前日27日(土)下見、翌28日(日)午前8:00からオークション開始となっています。
当日現金精算方式ですので、水石協会員はもとより、
協会役員・日本水石組合員・日本盆栽協同組合員の保証があればどなたでも参加出来ます。
会費は昼食弁当付で¥1,000です。

普段見ることも少ない名品の数々がライブで落札されていきます。
これをご覧になるだけでも"一見の価値あり"です!
ご参加を心よりお待ちしております。

(写真は昨年の出品状況)


【水石文化を辿る歴史  東山文化・禅・侘び茶…歴史と文化と人物が織りなす世界に水石は誕生しました!】

8月13日、大宮盆栽美術館で開催中の「山水涼景・鑑賞石の世界」の企画展に際して、
「水石の美と歴史」と言うタイトルで講演を依頼されました。

学芸員の方々と共に美術館での講演を楽しみにされる人達、
久しぶりに少し"真面目に"講演しようと思って、今まで42年間仕事の中で学んできた事を何日間かでまとめてみました。
商売の正業に追われて、断片的に知り得た事がいろいろあっても、
これを総体的に時系列でまとめて、水石の誕生から近代に至る道程をひとつの論点で組み上げるのは、
浅学の身にはきつかったです。
それでも「そうか!この時代のこの文化の影響が現代への大切な出来事だったんだ!」と
自分自身が発見出来たような出来事をたくさん見つける時間にもなりました。
"自分が水石界に出来る事"のとても大切なひとつを見つけたような気がします。
これからももっともっと勉強して、水石界の役に立つ資料作りに頑張りたいと思います。

お盆の入りという中、拙い講演に大切な時間を割いて参加下さった皆さんに
感謝・感謝・もう一回感謝!
(美術館講演としては異例の講演室予約満席だったそうで、恥ずかしくも嬉しかったです!)

【小品盆栽から大型名木・古鉢・水石・卓・水盤】

幅広い盆栽関連商品を「いつでも・どこでも・誰にでも」
キャッチフレーズに
多くの皆様にご利用頂いていた雨竹亭ネットオークションが間もなく再開されます!
中国関連の"爆買い"ともいえる状況に、私共が本当に求めていた
"開かれた楽しめる空中の雨竹亭"とは違うものとなっている事を憂慮して中断していました。
エスキューブ雨竹亭も現在国内4店舗・海外1店舗、
スタッフも総勢20人を超えています。
20代の若いスタッフ達から
「安くてもいいから、幅広い多くのお客様に良質な情報と商品を提供させて頂こう」
との声が大きくなり、始めに求めていた"安心して楽しんで頂くサイト"の理念で再始動させて頂きます!
「愛好家のお気持ちになって」を忘れず、
掲載商品の精選、解説の真正性を第一にはじめます!
どうぞご覧になって下さい。

ヤフオク雨竹亭ストア


【究める匠の技! 美術館級のコレクション】

軽井沢店入替の合間に脚を伸ばして「世界盆栽大会」の打合せを兼ねて、
長野県小布施町の鈴木伸二氏盆栽アトリエまで伺いました。
相変わらずの"完璧な"手入れと管理状態!
すべての盆栽家の手本とすべき庭園だと思います。
"あの樹がこんなに素晴らしくなった"と感動するものばかり。
次代の頂点に立つ、既に名匠の域に入った彼のこれからも楽しみです。


【その樹の個性を大切にした手入れで、飾れる作品作りを!】

ようやく針金掛けが出来る季節が近づきました。
名木や古木の改作手入れは心躍りますが、
日頃"手間仕事"的に扱う樹も、「君はどんな顔をしてるの?」
とちゃんと見つめて捉えて作業をしてあげれば、結構"いい顔"になるものです。
飾れる楽しい盆栽を送り出すのも、私達の大切な役目だと思います。
今回はスタッフに加えて、名匠木村正彦先生の所で6年の修行を終えて間もなく、
私共羽生のすぐ隣町に盆栽園を開園予定の森山義彦くんにも作品作りを協力してもらいました。
若き作家たちが、一心不乱に手入れに打ち込む姿はとても心地よいものです!

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