雨竹 盆栽 水石 便り

盆栽歴43年 盆栽家森前誠二がブログで綴る盆栽人の本音と 伝えたい日常の中の”心と技”

カテゴリ: 日常


【長野県  須坂市  勝樹園井浦氏の傑作】

銀座雨竹庵「軽井沢店」の今季開店の準備で長野県に行った時、
足を伸ばして久々に真柏盆栽の著名盆栽園「勝樹園」を訪れました。
先代から受け継がれた名樹「風神」と"未完の名木"「雷神」は元気に
そして "さすが "の存在感を見せて棚場を圧倒していました。
「1億円」の価値と言われる意味が、目の前で見ると納得できます。
" 私はこの樹を守りながら時を重ねて行きたいです "と
現当主は謙虚に語っています。
親から子へと受け継がれる名樹とその"想い"。
2作が完成した姿を楽しみに園を失礼いたしました!


【" BONSAI" をひとりでも多くの人達に伝えたくて】

銀座雨竹庵の"夏だけ営業"の軽井沢店が今日オープンしました!

6年前に、お世話になっている方から
「軽井沢の駅前通りにある店舗を利用してほしい」とお話を頂き、
昔銀座に雨竹庵を開店させた頃と同様に、
"盆栽を少しでも広めたい"という気持ちで始めました。
銀座店の知識豊富なスタッフを派遣する訳もいかず、
見習い程度の店員で失礼しています。

軽井沢駅から旧軽へ向かってまっすぐ、
東雲(しののめ)と言う交差点まで歩いて5~7分位。
駅から向かって左側、三笠ハウスのカレーで有名なレストランの隣です。
プチ盆栽的な可愛らしい小盆栽から100年の樹齢のモダンな作風の真柏まで、
都会的なセンスの品揃えで避暑のひと時を楽しまれている皆様をお待ちしています。

ここは"東京24区"夏だけの別天地です。
東京駅から新幹線で1時間、心の洗濯をかねて遊びに来てください!


【蝦夷松と真柏200点!「やっと先が楽しくなってきたところ」!!!】

一昨年、偶然出会った「越後のご隠居」名人笹川さん。
蝦夷松、真柏を挿し芽や山採りで唯ひたすら愛培に尽くした50年!
笹川さんの盆栽庭園はまるで私が40年程前に"いつか何処かで見た昭和の盆栽棚"が、
そのままタイムカプセルに守られて保存されている様でした!
盆栽棚と同じく笹川さんの盆栽観
"毎日盆栽と暮している。毎日発見がある"と、
齢80才を越えても盆栽作りに邁進されている。
とにかく「脱帽」。
まだまだ自分が恥ずかしいです。


【都会の喧騒を忘れて  山野草・盆栽・水石  そして  アンティークの数々】

今春、池之端の老舗骨董店「呂宋・内久根」が
銀座雨竹庵  池之端店」となり、半年が経ちました。
創業70年(終戦後  開店!)の歴史を持つこの店は、
私どもの古くからの友人である現店主内久根シゲ子さんが2代目として守られていたものです。
美術骨董界に信頼厚い内久根さんが "店長"を快く引き受けてくれたので助かりました!
床の間飾りも楽しめる店内は、盆栽水石界と
骨董世界の様々な道具を楽しんで頂く「出会いの場」として
多くの皆様が内久根さんとの語らいのひと時を楽しまれています。

この間、霧煙るまさに今の季節を切り取った様な飾りをされていました。
 
室内に自然の美しさと詩情を取り入れる日本の素晴らしさを伝えたいと店主は願っています。
(店主は結構男勝りの"江戸っ子タイプです!お会いになればわかります!)

【借景に囲まれた名庭と和風大邸宅!】

友人の紹介で、栃木県を代表するさつき盆栽愛好家の坂本先生宅へ伺いました。

温厚な先生が案内して下さった庭園と邸宅、
そして圧巻の太幹大型さつき盆栽の名木群!
すべてにスケールの大きさに感動しました。

「これでもまだ未完成」と仰る庭園と豪邸、
盆栽は「大盃」と「紫竜の舞」がおそらく現存の最高峰の作品でしょう!

邸宅の奥の庭には"未来の名木"を夢見るさつきの素材が見渡す限り!
四国新居浜の故岩崎大蔵先生を彷彿させる坂本先生に脱帽です!

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