雨竹 盆栽 水石 便り

盆栽歴42年 盆栽家森前誠二がブログで綴る盆栽人の本音と 伝えたい日常の中の”心と技”

カテゴリ: 日常

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「中国盆栽界の鑑」と謳われた王永康氏の所へ訪ねました。

五万坪の庭園、数千本の盆栽、圧倒的な規模はいつ来ても感嘆の限りです。

写真の巨大な(この大きさの盆栽が1,000点以上)真柏もここではごく普通の作品です。

10年後この庭からどれだけの大型名木が創出されるでしょう。

先日長野県小布施町に居る鈴木伸二さんの所へ伺いました。

20年来の友人と盆栽を通しての将来を語り合うひと時はかけがえの無い時間でした。

盆栽作家としても国内有数の彼の所の作品は圧倒的な存在感です。

二人でいつかは世界に冠たる盆栽美術館を国内に創る夢を話しました。

歩く道は其々に違っても、盆栽を通して見える「生きる」ことへの命題は同じだと思います。

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長岡市にある朝日山酒造は「久保田」の蔵元として有名ですが、
この蔵主の旧宅は「松籟閣」と称する見事な明治の邸宅です。

ここで開催された水石の本格座敷飾り
「楓石展」は地域を代表する見事な展覧でした。

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やはり水石は、飾られる空間で醸し出す美的余韻が大きく違うものになることが
あらためて実感できました。

“かわりゆくもの”と“かわらずに伝えるもの”があることを教えて貰った気がします。


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二十歳の頃から私のような者を見守って下さる愛好家の方々と
中国盆栽と歴史の旅をして来ました。

1500年前の都「長安」の今
 西安で中国最大の愛好家「西安唐苑」の張会長の自邸に招かれ、
巨大な真柏群を見て全員その規模と大きさに圧倒されてきました。

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現在は枝接ぎの最中ですが3~5年後にはとてつもない巨大真柏群の博物館になるでしょう。

日本の愛好家の方々も張会長がとても腰が低く紳士的な方なのを見て中国に対する
“見ると聞く”の違いを実感されたようです。


それでも日本には日本の盆栽の姿があります。

日本刀の持つ“気品”を大切にする盆栽を我ら日本盆栽界は目指そうと
再確認する旅でもありました。

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