雨竹 盆栽 水石 便り

盆栽歴43年 盆栽家森前誠二がブログで綴る盆栽人の本音と 伝えたい日常の中の”心と技”

2015年09月

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連日の雨が上がって秋色の青空が久しぶりに羽生の空に広がりました!

関東、東北を襲った豪雨は氾濫洪水など、心痛む出来事でした。
盆栽の愛好家は勿論の事被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

全国の皆さんから“羽生は大丈夫?”の問い合わせを頂きました。
そのお気持ちに感謝の気持ちで一杯です。

お陰様で雨竹亭も盆栽も被害なく元気でおります。

ようやく訪れた“ありがたい陽射し”が盆栽達に降り注いでいます。
日々いろんな事が過ぎてゆく中、樹々達は自然のままに健やかに刻を紡いでいます。


私達も彼らに笑われぬように頑張ります。

 
 


“森ちゃん”と親しくして下さる木村先生の優しさに“つけこんで”
最近作られた真柏を強引に譲って頂きました!

見た瞬間に「こいつは面白い」と思いました。
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鉢合わせで何かモダンな姿になりそうで頑張ってやってみようと思います!
樹の正面と角度はこんな感じかなと思います。


細身の天然の幹芸を上手く活かしてあげようと思います。


この間 ブログで紹介した五葉松の根連なりを私の所で“出仕事”に来ている森山義彦君
(木村正彦先生のお弟子さん 修行を終えて九州から来ている)が
軽く整える整枝針金を施しました。

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雨竹亭の応接 床の間も“秋飾り”の季節となり、
「風に靡く松林、仰ぐ名月の向こうには訪れる秋を思わせる稜線美しい鞍馬の遠山石」 。

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五葉松だけでは伝えきれない季節感を名月(掛軸)遠山石(秋色)で表現しました。


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当たり前の飾り、一番“間調子”が大切な飾り。

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2~3年前から何度か手に入れる機会がありそうで中々手元にこなかった樹です。
山梨県の秋山さんが持たれていましたが、先頃の水石協会大オークションで協力を兼ねて手放してくれました。

正面と鉢映りを変えてみたくて、雨竹亭スタッフの社員研修の間に一人でこんなふうにしてみました。

協力オークションで不眠不休(一年中だけど)の結果、肺炎で点滴!
あと3年半で還暦の年なんだと実感しました。

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作品づくりも健康でないと今回みたいに70点の仕事になってしまいます!

人間も盆栽も猛暑の夏をよくぞ乗り越えたものです!

漸く盆栽飾りのシーズン到来ですね!

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この樹は栃木県で要職を歴任された先輩が趣味で作っていたものを“強引”に譲って頂いたものです。

根連りの五葉松は作品の多くがやや大型でこの樹のようなサイズの程よい樹は非常に少なく、幹の大小や“流れ”の良さ、針金整姿を必要としない程の鋏技による枝作りの見事さ、等々これからの作出が楽しみな一樹です。

このまま石付きで見るか、鉢に入れて楽しむかは、もう少し樹と対話してからとします。

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