11月14日未明、昨日までの日々好天が嘘のような吹き荒れる風!
まるで台風が来たほどの強風に慌てました。
出来るだけの盆栽の保護と避難に努めましたが、お客様のお預かりしている大切な盆栽を第一に守ることが優先され、
気が付けば樹齢150年の真柏古樹が根元から折れてしまいました。


元々、水吸い一本と細い舎利幹で生き抜いてきた真柏。

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業界大先輩の故大久保準一翁から譲り受けた“形見“のような存在です。
根元が安定していなかったので、支えで持たせていたもの、水吸いが半分から裂けて、半死半生の状態💧

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盆栽が命を失う時は、その殆どが“人災“に近いものです。
この樹も、もっと早く室内に込んであげれば、こんな辛い想いをさせずにすんだと、反省と後悔と申し訳なさで、気持ちが塞ぎます💧


それでも、樹が“生きたい!“と言う気持ちを持ってくれることを祈って、出来るだけの処置をすぐにしました。

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裂けた水吸いをもう一度着けて釘で固定して、鉄筋の支柱でガッチリと支えて、
裂けた部分全体を嵩上げの感じでネット巻き、用土保護をしました。

風にあてず、静かに見守る日が始まります。
“生きてほしい“唯々それだけです。

極寒となれば、温室に入れて、根の活動を促してあげたいです。
せめてこれが成長期ならば、命の可能性が今より倍になったのに💧

いつまで経っても、日々反省ばかりの人生です。