【未経験・扶養家族・30代💦 それでも“いつかは名木のように!“】

羽生雨竹亭には、この2年の間に、“30代のパパ“と言う環境で、盆栽業と言う世界に入ってきた“若者?“が3人います。
ひとりは十数年間、立派に会社勤めをして家族を守ってきた者、
ひとりは幾つかの職を渡りながらも、家族の為に働いてきた者、
もうひとりは結婚間もなく10年間の電気関係と言うまったく違う世界から転職した者。

それぞれの人生、家族、何度も“盆栽業はそんなに簡単なものではない、よく考えて“と翻意を促しましたが、
結局彼らと彼らの家族の生活を共に支え合う事になりました。

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私のように、中学を出て盆栽の修行に入った者には、“就職“と言う概念でこの世界に入る事には、面接と言う会社としての対応をしても結局はわかりません。
“本当に盆栽が好きなのか?“  ここへ質問が行き着いてしまうのです。
“何故、好きなら今まで趣味でもいいからやらなかったの?“ 
最近は、社会全体に盆栽の文化や趣味性が理解頂いてきた事には本当にありがたいと思っています。
反面、ウチのように“銀座に店がある“ なんて言う事に魅力や想いを偏らせる方も多く、
“おしゃれ“  “今風のジャパンモダン“  と、自分のスキルの
一時には面白いと言う考えで、面接を求める人が多くいます。
“入りたいなら、まずはアルバイトで週に一度でもしばらく来たら“  最近はこれが定番の私の面接のコメントです。
大概は、1~2回来て“やっぱりご遠慮させて下さい“です😓

毎日、水かけ・草むしり・消毒・台車を使っての盆栽移動(1人では持てないものが殆ど!30~50キロ)
手入れ小屋で、チョキチョキと盆栽をいじっているなんて、そんな甘いものではないんです😓
それでも雨竹亭の皆んなは、盆栽が好きで、会社の仲間が好きで、頑張っている“ワンチーム“なのです。

そんな“中途採用、未経験💦“の3人に、“夢を持って“欲しくて「夜間授業」をしました!

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選んだのは、彼らと同じ!
ポットに植えられている真柏の苗木、約8年生。

名もなき素材、これをひとつずつの盆栽に仕立てるには、10~15年が最低かかります。
しかし、幹を真っ直ぐに仕立て、寄せ植え造りをする事で、
“ひとつでは見られない樹が、作り方で、大きな景色を見せてくれる“  そんな事を伝えたかってのです。

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僅か数百円の素材が集まることで、盆栽としての価値への可能性の道を歩み始める!
“自分達に置き換えてくれたら“  そんな想いを重ねる夜間授業でした。